リハビリテーション研究基金

ページ番号1000593  更新日 令和5年4月13日 印刷 

より高度なリハビリテーション技術の研究開発を推進し、市民福祉の向上に寄与することを目的に、リハビリテーション研究基金を設け寄付金とその運用益で研究事業を行っています。

リハビリテーション研究基金とは

市民のみなさまからの寄付金を積み立てています。障害のある方一人一人の自立と社会参加をすすめるため、寄付金とその運用益をもとに以下のような研究を行っています。基金の趣旨をご理解いただき、ぜひみなさまのご協力をお願い申し上げます。

リハビリテーション研究基金パンフレット表紙

基金の利子は、こんな事業に使われます

  • 高次脳機能障害の病態と治療に関する研究
  • リハビリテーション技術の研究
  • 福祉機器の開発
  • リハビリテーション関係者に対する研修・教育
  • 情報システム開発等にかかる研究及び事業
  • 利用者サービス向上のための研究及び事業

どんな研究をしているの?

冊子「いっしょにがんばろう!」の表紙

冊子作成:いっしょにがんばろう!

交通事故等で頭を強く打ち、高次脳機能障害者となった人たちの生活や就労における問題や、その対処方法について研究し、結果をまとめて、啓発用の冊子を作成しました。当時、類書はほとんどなく、隠れたベストセラーとなりました。


冊子「みんなでささえよう!」の表紙

冊子作成:みんなでささえよう!

くも膜下出血後の後遺症としての高次脳機能障害、その対応方法及び家族の介護負担感について研究し、症状や対処法について解説した一般向けの冊子を作成しました。


冊子「失語症会話パートナー養成講座テキスト」の表紙

冊子作成:失語症会話パートナー養成講座テキスト

「失語症会話パートナー」を養成する本冊子は、失語症についての理解やコミュニケーション方法を知っていただき、失語症の人がスムーズにコミュニケーションが出来るよう支援します。


冊子「高次脳機能障害と自動車運転ガイドブック」の表紙

冊子作成:高次脳機能障害と自動車運転ガイドブック

高次脳機能障害のある方の運転再開に向けて、高次脳機能障害とは何か、高次脳機能障害のある方が自動車を運転をするためにはどのような手続きが必要なのかを知るためのガイドブックを作成しました。


イラスト:説明する女性

補装具の研究開発や身体機能の解析等を行っています。


イラスト:CTを受けている様子

ポジトロンCTを用いて、認知症等の診断や評価の研究を行っています。

最新の助成状況

令和5年度の助成対象事業は次の3件で、助成総額は170万円です。

  • ロボット型短下肢装具を用いた回復期脳卒中患者に対する歩行練習の効果について
  • 地域在住脳損傷者の地域移動とQOLに関する実態調査
  • 高齢・障害者の運転と地域移動支援ネットワーク構築にむけた予備的研究

所得税や法人税の優遇措置について

個人の場合

所得税法(第78条)の規定による寄付金控除
名古屋市民税の寄附金控除
愛知県民税の寄附金控除

法人の場合

法人税法(第37条)の規定による一定限度内の損金算入

※上記の措置を受けるため確定申告に際して当事業団の発行する領収書が必要となりますので、相当期間大切に保管して下さい。また、手続きにつきましては、税務署、県、市にご確認をいただきますようお願いいたします。

寄付の受付けお問い合わせ

お問い合わせ先
社会福祉法人 名古屋市総合リハビリテーション事業団 
事務局 総務部 業務課
所在地
〒467-8622
愛知県名古屋市瑞穂区弥富町字密柑山1番地の2
連絡先
電話: 052-835-3811(代表)
ファクス: 052-835-3745
受付時間
月曜日から金曜日 8時45分~17時30分
(祝日、年末年始を除く) 

寄付の際は郵便振替もご利用いただけますので、お問い合わせください。

最近の研究成果