ロボットスーツHAL®医療用下肢タイプによる訓練効果に関する研究 -パーキンソン病患者における検証-

ページ番号1002215  更新日 令和3年11月11日 印刷 

名古屋市総合リハビリテーションセンター附属病院 理学療法科
田島 資子

本研究はパーキンソン病患者6例に対して、無作為ランダム化クロスオーバー比較試験を実施した。HAL訓練先行群は男性3名、通常訓練先行群は女性3名となった。HAL訓練は通常訓練に比して、TUG、UPDRS part3、FOG-Qのいずれにおいても効果量および持ち越し効果に有意差は認められなかった。症例数が少なく、また群間に偏りが見られたことが影響している可能性がある。症例数確保が今後の課題である。