課題番号2020007

ページ番号1001903  更新日 令和3年4月27日 印刷 

研究課題

認知機能障害における血液脳関門透過性の異常を新たな画像バイオマーカーを用いて評価する観察研究

研究責任者

名古屋市総合リハビリテーションセンター 第二神経内科 部長 堀本 佳彦

研究組織

豊川市民病院 打田佑人、高田幸児、久野智之、宇佐美寿彦、小林晋、赤川佳寛、澁谷和義
名古屋大学総合保健学専攻 菅博人
名古屋市立大学リハビリテーション医学 植木美乃
名古屋市立大学脳神経内科 松川則之

研究期間

2020年 10月 1日 2024年 3月 31日(予定)

対象者

2018年以降に、当センター附属病院において、タウプローブを用いたPETによる神経変性疾患研究および11C-PiB・18F-FDG PETを用いた認知症の病態解明研究にご同意の上でご参加戴いた方の中で、紹介元が豊川市民病院であり、同院にて実施されている認知機能障害における血液脳関門透過性の異常を新たな画像バイオマーカーを用いて評価する観察研究にもご同意の上でご参加戴いている方。

利用する情報

脳PET画像(タウ、アミロイド、ブドウ糖
臨床診断、症状、年齢、性別、罹病期間

情報の管理

当事業団および豊川市民病院における個人情報保護方針に沿って管理を行う。

研究目的

認知症患者の血液脳関門透過性の変化を検討し,認知機能障害における新たな病態解明に役立てる。

研究方法

(1)倫理審査委員会での承認後、オプトアウト形式により研究同意を確保する。すでに実施済みの検査データに対して調査を行うもので、新たな侵襲や介入は加えない。
(2)豊川市民病院において実施された、ダイナミック造影MRIを用いた認知症患者の血液脳関門透過性の変化と、当センター附属病院において実施された、脳PET画像(タウ、アミロイド、ブドウ糖)を比較・検討する。
(3)画像所見を比較し、両者(MRIとPET)の相同性を検討する。

本研究に関する連絡先

名古屋市総合リハビリテーションセンター 神経内科 堀本 佳彦
愛知県名古屋市瑞穂区弥富町密柑山1-2
電話:052-835-3811

情報公開文書

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