課題番号2024003

ページ番号1002983  更新日 令和7年3月14日 印刷 

研究課題

PETを用いたパーキンソン病および関連疾患の病態研究

研究責任者

名古屋市総合リハビリテーションセンター 第二脳神経内科 部長 堀本 佳彦

研究組織

同上

研究期間

2025年2月21日- 2027年1月30日(予定)

対象者

2002年4月から2023年4月までに、当センター附属病院において、臨床もしくは研究目的でPET撮像を受けられた方。

利用する情報

PET画像と、これに関連する臨床情報(年齢および性別、症状および診断、治療状況など)。

情報の管理

当事業団の個人情報の保護に関する規定に従って管理を行う。

研究目的

パーキンソン病および関連疾患においては、患者様が亡くなられた後の病理解剖によって、神経変性が確認されるが、生前の変性進行過程には、不明な点が多い。当院ではこれまで、臨床および研究目的で、さまざまなプローブも用いたPET撮像を行ってきた。これらを改めて解析し直すことで、パーキンソン病および関連疾患における病変の特徴を明らかにできれば、各疾患の病態解明を進める上で非常に有用である。個々のPETプローブにより描出される所見と、病理所見との対応については、すでにプローブごとに明らかにされ、広く受け入れられている。これらの所見を組み合わせることで、病態解明が進むものと期待できる。

研究方法

  1. 倫理審査委員会での承認、オプトアウト形式による研究同意確保。
    (すでに実施済みの検査データに対して調査を行うもので侵襲・介入はなく、追加検査もない。)
  2. 過去に臨床もしくは研究目的で行った、さまざまなプローブを用いたPET画像を、改めて解析し直す。
  3. 有意義な結果が得られれば、日本神経学会その他の学会での研究発表および論文投稿を予定している。

本研究に関する連絡先

名古屋市総合リハビリテーションセンター 脳神経内科 堀本 佳彦
愛知県名古屋市瑞穂区弥富町密柑山1-2
電話:052-835-3811

情報公開文書

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