課題番号2019006
研究課題
MRIニューロメラニン画像に関する研究
研究責任者
名古屋市総合リハビリテーションセンター 第二神経内科 部長 堀本 佳彦
研究組織
研究期間
2020年3月13日~2022年3月31日(予定)
対象者
2018年6月から2020年2月までに、当センター附属病院において、MRIニューロメラニン画像の撮像および自律神経検査を施行された方。
利用する情報
MRIニューロメラニン画像。
自律神経検査結果。
臨床診断、症状、年齢、性別、罹病期間。
当センター附属病院において、同意書にご署名の上でご参加戴いた他の研究で実施された検査の結果(PET検査を含む)。
情報の管理
当事業団における個人情報保護方針に沿って管理を行う
研究目的
パーキンソン病その他の神経疾患における異常所見の描出が指摘されており、当院でも2018年6月より撮像が可能となっているMRIニューロメラニン画像について、臨床症状と画像所見との関連を検討し、臨床実用性の向上を図る。
研究方法
- 倫理審査委員会での承認後、オプトアウト形式により研究同意を確保する。すでに実施済みの検査データに対して調査を行うもので、新たな侵襲や介入は加えない。
- 個々の症例について、MRIニューロメラニン画像における異常所見の有無・程度を、評価・検討する。評価部位として、黒質および青斑核を想定している。
- ニューロメラニン画像所見との関連が推定される臨床症状として、PETによる脳機能画像所見および自律神経検査所見を検討する。黒質に関連する検査所見として、ドパミン機能異常を想定している。青斑核に関連する自律神経症状として、起立性低血圧を想定している。
- ニューロメラニン画像所見と、対応する検査所見(PET画像所見もしくは自律神経検査所見)との関連を検討する。
本研究に関する連絡先
名古屋市総合リハビリテーションセンター 神経内科 堀本 佳彦
愛知県名古屋市瑞穂区弥富町密柑山1-2
電話:052-835-3811
情報公開文書
関連情報
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