課題番号2020006

ページ番号1001835  更新日 令和2年12月22日 印刷 

研究課題

下肢rTMS後の集中的な理学療法が歩行能力に及ぼす影響とその経時的変化

研究責任者

名古屋市総合リハビリテーションセンター附属病院 第1リハビリテーション部 理学療法科 理学療法士 生田旭洋

研究組織

名古屋市総合リハビリテーションセンター附属病院 第1リハビリテーション部 理学療法科 理学療法士 石黒 正樹、田島 資子、岡元 信弥、佐藤 晃、宇井 瑞希、識名 満希子、清水 隆司、早野 充浩、中川 有花、松尾 麻友、野末 茉莉奈、鈴木 美紗、若泉 賢也、赤羽 洋子、辻 朋浩
名古屋市総合リハビリテーションセンター附属病院 医師 第1脳神経内科部長 稲垣 亜紀、第2脳神経内科部長 堀本 佳彦、脳神経内科 佐藤 千香子、第1リハビリテーション部長 小川 鉄男

研究期間

令和2年11月27日~令和7年3月31日(予定)

対象者

対象は、平成28年1月1日〜令和3年3月31日に当院で下肢rTMSと集中的な理学療法を行った患者さんです。年齢は30~80歳代で、10mを軽介助レベル以上で歩行可能、かつ下記の評価項目を測定可能な患者さんです。

利用する情報

基本情報(年齢、性別、疾患名、発症後期間、身長、体重)、身体機能、筋緊張、体幹機能、歩行能力(動画撮影を含む)、有害事象

情報の管理

当事業団における個人情報保護方針に沿って管理を行います。

研究目的

脳卒中片麻痺患者において、体幹や下肢の機能低下や歩行障害は、その対象者の日常生活動作や生活の質と密接に関係しており、失われた身体機能の再建が重要である。我々は下肢rTMS後の集中的な理学療法が、脳卒中後の下肢、体幹機能低下を認める患者にも適応できる可能性があると考えた。その治療効果を検証し、今後の下肢rTMS後の治療的介入方法確立の一助としたいと考える。本研究の目的は、下肢rTMS後の集中的な理学療法が歩行能力に対する影響を明らかにすることである。

研究方法

  1. データの取得方法
    対象者の下記データを電子カルテより取得する。
    (1)基本情報:年齢、性別、疾患名、発症後期間、身長、体重
    (2)身体機能検査
    (3)筋緊張検査
    (4)体幹機能検査
    (5)歩行能力・歩容評価(動画撮影)
    *(2)(3)(4)(5)は、rTMS前、rTMS後、rTMS 1カ月後、rTMS 3カ月後のデータを取得する。

  2. 分析方法
    上記項目について、rTMS前後の経時的変化を比較する。また、体幹機能と歩行能力の関連性について検討する。

本研究に関する連絡先

名古屋市総合リハビリテーションセンター附属病院 第1リハビリテーション部 理学療法科 生田 旭洋
愛知県名古屋市瑞穂区弥富町密柑山1-2
電話:052-835-3811(内線762 理学療法科)

情報公開文書

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