センター内勉強会『吐物処理について』を開催しました
令和6年12月26日感染症対策をテーマとした就労支援課内勉強会が開催されました。年末の差し迫ったご多忙の時期でしたが就労支援課の職員20名近くの参加があり関心の高さを感じました。
勉強会はまずICT感染対策チーム講師より標準予防策(スタンダードプリコーション)の説明など実際の衛生物品や消毒剤などを示されながらわかりやすく説明していただきました。特に今回の勉強会では、この時期ニュースなどでも取り上げられる季節性胃腸炎といわれるノロウイルス感染症など、感染拡大の心配のある人の吐物処理方法や、感染予防に留意したマスクや手袋、ガウンの着用方法、また汚染面の処理に使う消毒液や洗浄剤の取り扱い方法まで幅広く充実した講義内容で、皆さん熱心にメモを取りながら実技にも積極的に参加されていました。
実技の中で印象的だったのは、吐しゃ物に見立てた液体を床にこぼして実際の場面を想定しつつ除菌洗浄剤を振りかけ、周囲に感染源が飛び散らないように吐物を回収し廃棄するといった一連の実技の内容でした。職員の皆さんはグループで協力しながら実際の手袋を通しての肌感覚?を感じつつ興味深く参加されていました。就労支援課では、これまで実際にそういった場面に遭遇することはなかったそうですが、実技を体験することでよりリアルなイメージができ、もしもの時に大変役に立つ講義内容だったのではと感じました。
勉強会の最後には職員より多くの質問があり、今回の学びが大変有意義であり明日からすぐに使える内容もあり活発な意見交換がされていました。職員の表情や様子からも満足度はとても高かったのではと思います。皆さまお疲れ様でした。
今回の勉強会は一部限定した勉強会でしたが、ICT感染症対策チームでは今後も職員全員で感染対策について高い意識をもって取り組んでいきたいと思います。