感染症対策研修後期「手指衛生とPPEについて」を開催しました
令和6年8月20日(火曜日)感染症対策チームにより感染症対策研修後期『手指衛生とPPEについて』が開催されました。
新型コロナウイルス感染症は昨年5月に感染症法上5類になったものの、定点把握ではまだ一定の感染者数がみられ、今後も感染対策としてコロナウイルス以外の様々な感染症なども含め留意していく必要があります。
参加者は医療部門、福祉部門問わず多くの職員が参加されました。研修はまず講義で標準予防策(スタンダードプリコーション)の説明など図や表などを用いてわかりやすく説明して下さいました。また実技の中で手指衛生において印象的だったのは受講者が塗り込んだ手指消毒剤の塗り残しがないか手指消毒チェッカーという機器を用いて視覚的に確認するものです。塗り残しがないよう十分な量の消毒剤を塗布することや、指先や爪、指の間や親指など塗り残しやすい部分を十分に認識できとても学びになりました。
またPPE(個人防護服)の取り扱いについては手袋の保管方法や脱着、普段の生活のおいてもマスク脱着など、何気なしにしていた物品管理や動作が実は感染源を広げてしまっている可能性があり、これについてもチェッカー機器を用いて感染源の広がりを確認でき大変わかりやすく、受講生は楽しそうに体験されていました。
今回も昨年に引き続き、受講した方に事業団公式マスコットキャラクター「リハミン」の感染症対策研修受講済シールをお渡ししました。今回、業務都合などで参加できなかった職員には、伝達講習にて受講済の職員と知識や手順を共有していただき、職員全員で感染対策について高い意識をもって取り組んでいきたいと思います。