医療安全研修「誤薬時の対応について」を開催しました
令和6年7月17日 に医療安全研修(後期)『誤薬時の対応について』が開催されました。研修室が満席になるほど盛況となりました。
当院でも医療安全に関する取り組みの中で誤薬について話題となることがあります。受講者は真剣な眼差しで講師の話に耳を傾けていました。
人はどんなに注意していても間違いを起こす可能性があります。しかしながら、それをいかに防ぐか。個人の確認や高い意識付けは勿論ですが、それだけに頼るのではなく、マニュアルを徹底することや十分なチェック体制を整えること、また出来るだけ機械化して人の関与を出来るだけ少なくする工夫も必要であると学びました。
しかし最後はやはり人の確認力が必要であり「違和感を感じたら少し立ち止まって確認する」という講師の話が心に残りました。
また、誤薬が起きてしまった時の対処方法や手順、心構え、さらには誤薬により医療事故が起きてしまった具体的な実例は大変ドキッとする内容で身が引き締まる思いでした。
直接クスリを扱わない部門もありますが、日常業務においてもヒューマンエラーは起こり得ます。業務の心構えや業務手順の確認など共通することも多くあるかと感じました。