あいち高次脳機能障害リハビリテーション講習会が開催されました

ページ番号1002958  更新日 令和6年12月23日 印刷 

会場全景

11月30日(土曜日)、中区役所ホールで「あいち高次脳機能障害リハビリテーション講習会」が開催されました。

第一部では、当事業団稲葉健太郎自立支援部長が登壇し、「高次脳機能障害のある人の就労支援~これまで・いま・これから~」と題し、高次脳機能障害のある方をとりまく環境の変化や、当事業団での就労支援の歩みについてご講演いただきました。実際に就労支援を受けられた方々の企業インタビュー動画も用いられ、ご本人の働く姿や職場の方の声も紹介されました。

第二部は、はたらく当事者座談会として、就労支援を受けて新規就労された当事者の方、復職された当事者の方、職場の方、支援者の方にご登壇いただきました。登壇された当事者の方の職場で働く様子や、元々担っていたクラブ活動で活躍されている姿など、動画を用いながらリアルな声を発信いただきました。高次脳機能障害のある方の就労支援施策は前進しつつありますが、当事者が力を発揮できること、職場の理解があること、当事者の力と職場環境がマッチしていることなど、社会全体で取り組む課題があることを改めて感じる機会となりました。多くの方が活躍する職場が増えるよう、支援の輪が広がることを願います。当日は約240名の来場があり、各登壇者の応援者が多くかけつけ、非常にあたたかみのある会となりました。

なごや高次脳機能障害支援センターでは高次脳機能障害の支援普及により一層尽力してまいります。引き続き皆様のご協力のほどお願いいたします。