学会発表 平成25年度(32件)

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  • 大谷真史、荻久保修、松井宣夫
    当院における上水道飲料水蛇口の抗酸菌生息調査と院内感染機会の検討
    第57回日本リウマチ学会総会・学術集会
    2013年4月18日
    京都国際会館
  • 大谷真史、窪田泰浩、荻久保修、松井宣夫
    生物学的製剤を使用して5年以上経過した関節リウマチ患者の手MRI所見について
    第57回日本リウマチ学会総会・学術集会
    2013年4月18日
    京都国際会館
  • 窪田泰浩、松井宣夫、大谷真史
    バイオスイッチした関節リウマチ患者のMRIによる治療効果判定
    第57回日本リウマチ学会総会・学術集会
    2013年4月18日
    京都国際会館
  • 大津江里奈、諸岡雅美、山田和子、加藤朗、鈴木朋子
    失語症者の就労支援についての検討-就労例・退職例への実態調査より-
    第8回愛知県言語聴覚士会学術集会
    2013年5月26日
    ウインクあいち
    職場復帰への取り組みを実施した失語症者複数名を対象として、「職場要因」「支援要因」「個人要因」が、どのような実態であったかを調査し、その結果から、言語聴覚士として就労に関する適切な支援方法について検討した。
  • 堀本佳彦、田島稔久、稲垣亜紀、日比野敬明、深川和利、蒲澤秀洋
    多系統委縮症橋病変の進展方向
    第54回日本神経学会総会
    2013年5月31日
    東京
    [目的] 多系統萎縮症(MSA)の橋病変進展過程を推定する。[方法] Probable MSA患者18例 (MSA-C 12例、MSA-P 6例、発症年齢60.6±12.2歳、撮像時64.3±12.0歳、罹病期間4.2±3.2年) を対象に、MRI軸位断T2強調像の「十字」徴候を上位および下位橋各々について6段階で評価、上下位いずれの変化が高度か、比較検討した。[結果] 18例中8例が上位に比して下位橋に強い変化を示し、残る10例は上下位同等であった。上位橋の変化が強い例はなく、下位橋の変化が有意に強かった(p=0.47%)。[結語] 画像上は、下位橋の変化が上位に比して有意に強く、MSAの橋病変は尾側から吻側に進展すると推定された。下位橋は、橋同様に病理変化が報告されている中小脳脚により近く、橋から中小脳脚に至る病理変化を、画像も反映している可能性が示唆された。
  • 鈴木周五、佐藤慎哉、白井智之、高橋智
    NADPH oxidase阻害剤 apocyninによるラット前立腺発癌抑制効果
    第102回日本病理学会総会
    2013年6月6日
    札幌、 ロイトン札幌
    ラット前立腺癌モデルを用いてNADPH oxidase阻害作用のあるアポシニンをラットに投与することによって発癌作用が抑制されることを確認した。またそのメカニズムの一旦も解明した。
  • 山本浩司、武田裕、武田泰子、谷智満、成田ひとみ、土肥靖明、大手信之
    肺動脈肉腫の1例
    第141回日本循環器学会東海地方会
    2013年6月22日
    ウインク愛知
  • 落合祐貴、塚本倫子、林奈央子、田中創、小川鉄男
    高次脳機能障害を有する症例に対するCI療法の一考察
    第45回作業療法学会
    2013年6月28日
    大阪府
    記憶障害や遂行機能障害を有する一症例に対してCI療法を試みた。高次脳機能障害によりCI療法の効果が妨げられることが懸念されたが、高次脳機能障害に対するアプローチも併用して実施した結果、上肢機能の改善と麻痺側上肢のADLへの参加頻度の向上が認められた。高次脳機能障害を有する症例に対しても、代償手段を有効に用いて症例に合わせた訓練内容・教示を選択することで、CI療法の効果が得られることが示唆された。
  • 堀本佳彦、山田健太郎、日比野敬明、紙本薫、田島稔久、稲垣亜紀、深川和利、蒲澤秀洋
    多系統委縮症橋萎縮の経時的変化
    第136回日本神経学会東海北陸地方会
    2013年6月29日
    名古屋
    [目的] 多系統萎縮症(MSA)の橋萎縮進行の経過を明らかにする。 [方法] Probable MSA 7例 (MSA-C 3例、MSA-P 4例、発症年齢60.2±14.9歳、初回撮像時62.3±14.2歳、罹病期間2.1±1.4年、観察期間2.6±1.1年) を対象に、3D MRI像から上小脳脚を通る上位橋横断面および外転神経核を通る下位橋横断面を再構成、断面積を正常対照31例 (59.1±9.8歳) と比較検討した。[結果] 正常対照は部位による差を認めなかったが、MSA群は初回から下位橋に有意な萎縮を認めた(p < 1%)。上下位とも萎縮は罹病期間に強く相関、進行には有意差がなく、発症後は上下位橋で同等に進行すると考えられた (p > 5%)。[結語] MSAの橋病変は、下位橋で神経細胞脱落が先行、遅れて上位橋の変性が始まると推定された。
  • 鈴木朋子、宇井千佳子、古川真理子、山田和子
    失語症者の生活に関する質的検討-ALA(Assessmennt for Livinng Aphasia)使用の試み-
    第39回 日本コミュニケーション障害学会学術講演会
    2013年7月20日
    上智大学
    失語症を伴う生活の質を表す概念A-FROMに基づいて2010年に開発されたALAを用いて、在宅失語症者の生活実態を把握し、失語症に対する認識と生活の諸領域との関係を検討した。
  • 諸岡雅美、加藤朗
    失語症者の復職に対する連携支援とSTの役割 -3年間の休職期間を経て復職した失語症者の事例検討より-
    第39回日本コミュニケーション障害学会学術講演会
    2013年7月21日
    上智大学
    当センターの医療部門と福祉部門で連携支援を行い3年の休職期間を経て復職した失語症者の事例を報告した。
  • 近藤穣
    足部の位置の条件を変えて90度ルールで車いすを調整した際の、座面における圧力集中への影響について
    第15回日本褥瘡学会学術集会
    2013年7月
    神戸市
  • 田中芳則、白尾友志
    重度障害者用意思伝達装置の導入支援と関係機関との連携
    第28回リハ工学カンファレンス
    2013年8月
    いわて県民情報交流センター・アイーナ
    近年、利用者への意思伝達装置の適合及び使用状況の確認が課題になっている。そこで意思伝達装置を必要とする利用者の不利益にならない仕組みづくりを目的として、なごや福祉用具プラザと身体障害者更生相談所が情報交換・共有し、補装具制度利用のため訪問診査前に、専門職が利用者宅を訪問して意思伝達装置・操作スイッチを選定する作業を試行し、ルーチンワークとしての実施につながったので、事例を交えて報告した。
  • 渡辺崇史、畠山卓郎、冨板充、奥山俊博、手嶋教之
    技術サポートのためのポインティングデバイス操作の可視化
    第28回リハ工学カンファレンス
    2013年8月
    盛岡市
  • 窪田泰浩、松井宣夫、大谷真史
    バイオフリー寛解後に再燃した関節リウマチに対するトシリズマブ随時投与の経験
    第25回中部リウマチ学会
    2013年9月6日
    金沢市
  • 大谷真史、荻久保修、長尾沙織、窪田泰浩、松井宣夫
    インフリキシマブが骨びらんの改善に効果的であった強直性脊椎炎の1例
    第23回日本脊椎関節炎学会
    2013年9月14日
    京王プラザホテル
  • 日比野敬明、出口早希、田中創、渡邉由衣、相澤亜由美、連明子、松尾稔
    症例検討会
    第15回 城南脳卒中協議会
    2013年10月3日
    名古屋市立大学
  • 鈴木周五、佐藤慎哉、龍訥、プンファニワサ、白井智之、高橋智
    NADPH oxidase阻害剤apocyninによるラット前立腺発癌抑制効果
    第72回日本癌学会
    2013年10月3日
    パシフィコ横浜
    ラット前立腺癌モデルを用いてNADPH oxidase阻害作用のあるアポシニンをラットに投与することによってラット前立腺癌の発生を抑制することを見出し、さらにその抑制作用の機構の一旦を明らかにした。
  • 松井沙織、酒井浩、清水賢二、田後裕之、高橋守正
    動作の分解と再構成を用いた再学習訓練が効果的であった失行症の一例
    第23回 認知リハビリテーション研究会
    2013年10月5日
    慶応義塾大学病院
    "症例は70歳代男性、左半球上頭頂小葉の出血巣、左上肢手指は補助手レベル、FIM72点。
    左手を用いた車椅子操作やリーチ動作にて体幹前後屈が顕著。左上肢全体の動作時の過剰緊張となり頸部肩周辺に疼痛が生じた。SPTAではパントマイムでの運動性錯行為が顕著。物品使用の徒手誘導では改善せず、動作を分解し再構成する学習を行ったところ即時に動作改善。反復訓練によって生活動作全般が改善し、頸部肩周囲の疼痛も軽快した。"
  • 中山良子、若林望嘉、岩橋有子、垣内香里
    「入院中の高次脳機能障害患者が自己の障害に気づくきっかけの様相」
    日本リハビリテーション学会
    2013年10月25日、10月26日
    幕張メッセ
  • 伊藤友紀
    体重コントロールにおける自効力理論の有効性
    第25回 NPO法人 日本リハビリテーション看護学会学術大会
    2013年10月26日
    幕張メッセ国際会議場
    施設入所者の体重コントロールに関して、従来の指導方法と自己効力感を活用した指導方法を比較、検証し、指導の有効性について考察した。
  • 田島稔久、林絵美 、日比野新、布谷隆史、飯田昭彦、加藤隆司、伊藤健吾
    PiBアミロイドPETの画像統計解析 ?  z-score mappingの有用性
    第53回日本核医学会総会
    2013年11月8日
    福岡県福岡市 福岡国際会議場
    " PiB PET画像の判定は従来、SUVR画像による目視判定、閾値を用いたROI判定によって行われている。多くの症例は陽性と陰性のいずれかに容易に判別されるが、少数例ではあるが、集積の疑いと判別される症例も存在する。
    特に目視判定を行う場合、白質に非特異的集積がみられるため、灰白質とのコントラスト差で判別するが、PET画像のみでは白質と灰白質の境界が判別困難となり判断に迷う症例も存在する。
    そこで目視判定にて陰性と判別されたノーマルコントロール24症例のPiB-DVR画像データベースを作成し、z-scoreによる画像統計解析によりMCI患者、アルツハイマー型認知症患者のアミロイド集積の判別を試みた。
    判別はz-score > 2.0 の mapを作成し、視察にて行った。多くの症例では目視判定と同様の結果が得られたが、目視判定で陰性であった症例で後部帯状回に集積が検出されたり、集積疑いと判定された症例でも、陽性部分だけが描出されるz-score解析の方が判別が容易であった症例もあり、診断の補助手段として有用である可能性が示唆された。"
  • 林絵美、堀本佳彦、田島稔久、日比野新、飯田昭彦、加藤隆司、伊藤健吾
    11C-NMSPのVOI解析におけるVOI設定法の検討
    日本核医学会
    2013年11月9日
    福岡市 国際会議場
    "目的1
    VOI解析画像作成・選択によるばらつきを低減させるために、NMSP画像の解剖学的標準化を行う。
    NMSPの薬剤投与直後は血流を反映しており、血流像が比較的FDG分布像に似ていることを利用して、薬剤投与後の早期加算画像に対してFDGテンプレートを適応し標準化を簡便に行うことが出来るかどうか、その妥当性を検討する。
    方法1
    MRIテンプレートを用いた標準化画像とFDGテンプレートを用いた標準化画像を作成する。
    尾状核・被殻・小脳にVOIを設定し、各画像のVOI値を算出する。
    標準化手法の違いによるVOI値の相関を調べる。
    結果1
    MRIを用いた標準化画像のVOI値とFDGを用いた標準化画像のVOI値は、線形回帰直線の傾き1.02、R2=0.97を示し高い相関を示した。
    線形回帰の95%予測区間の幅は、理想値に対して90%~115%であった。(±15%以内)
    標準化残差2以上のVOI数は2個[4%]で、全体の95%は予測区間内に収まった。
    目的2
    標準脳上にあらかじめ作成した自動VOIが、どの程度の正確性があるか確認し、臨床上使用できるか検討する。
    方法2
    MRIテンプレートを用いて標準化した個々のMRI画像上に、形態情報をもとに手動にて尾状核・被殻・小脳にVOIを作成し(MRI-VOI)、NMSP画像に適応しMRI-VOI値を算出する。
    標準化画像にあらかじめ尾状核・被殻・小脳領域にVOIを作成し(自動-VOI)、FDGテンプレートにて標準化したNMSP画像に適応し自動-VOI値を算出する。
    MRI-VOI値と自動-VOI値の相関を調べる。
    結果2
    MRI-VOI値と自動-VOI値は、線形回帰直線の傾き1.019、R2=0.96を示し、高い相関を示した。
    線形回帰の95%予測区間の幅は、理想値に対して86%~118%であった。(±20%以内)
    標準化残差2以上のVOI数は4個であり全体の8%であり、全VOIのおよそ90%は、予測区間内に収まった。
    総括
    FDGテンプレートを用いて、NMSP画像の解剖学的標準化が可能であることを示した。
    尾状核・被殻・小脳に対して、恣意性の少ない自動-VOI設定は、概ね可能であった。"
  • 林志穂、相澤節世、桃井蓬子、坂井謙介
    幼稚園における検診結果と保護者に対する意識調査
    小児歯科学会 中部地方会
    2013年11月14日
    朝日大学
  • 大河原裕貴
    精神障害者のバレーボールの現状について
    第37回日本障害者体育・スポーツ研修会
    2013年11月17日
    東京都多摩障害者スポーツセンター
    平成25年度東京都開催の第13回全国障害者スポーツ大会(精神障害者バレーボール競技)への出場権をかけた、北信越・東海ブロック予選会に出場した13チームの選手へアンケート調査を実施した。調査項目は参加者自身についてとバレーボールに出会ってからの変化等について調査を行い取りまとめた結果を報告した。
    平成26年度 同研究会を名古屋市障害者スポーツセンターにて開催予定(9月27日~28日)
  • 吉川美佳
    当院でのボツリヌス療法の紹介
    第1回東海地区リハビリミーティング
    2013年11月21日
    名古屋市内
    当院では2012年8月から脳卒中後の上肢麻痺へのボツリヌス投与を開始しており、現在までに62件を実施した。当院では作業療法士は投与前の評価、施注箇所や投与量の決定、投与後のリハビリテーション、その後のフォローアップに関わっている。上肢の受動的機能、能動的機能、実用度を各検査で評価し、投与後のリハビリテーションは外来・入院にて対応している。また、今後の展開として、リハビリテーションの内容が課題であり、CI療法やIVESとの併用を考えている。
  • 佐藤慎哉、鈴木周五、内木綾、白井智之、高橋智
    前立腺癌に対するHDAC阻害剤の予防および治療効果の検討
    第29回前立腺シンポジウム
    2013年12月14日
    東京コンファレンスセンター、品川
    特異的HDAC阻害剤をラットに投与してTRAPラットに発生する前立腺癌の発生が抑制されることを認めた。
  • 三好城興
    手指の変形に対するスパイラル・スプリントの紹介
    上肢スプリンティングカンファレンス2014
    2014年1月
    大阪府大東市
  • 窪田泰浩、松井宣夫、大谷真史
    インフリキシマブからトシリズマブにスイッチした関節リウマチ患者のMRI
    第3回日本画像医学会
    2014年2月21日
    東京
  • 吉川美佳
    ボツリヌス療法における患者選定について
    第2回東海地区リハビリミーティング
    2014年2月27日
    名古屋市内
    脳卒中後の上肢麻痺へのボツリヌ療法与を実施した症例を通して、ボツリヌス療法における患者選定のポイントについて考える。症例(1):ボツリヌス療法により肩の疼痛が軽減、CI療法の実施が可能となり、能動的な動作やADLの改善につながった。症例(2):随意運動は乏しいが、投与の目的を明確にすることができ、投与部位を集中させることで目的を達成することができた。ボツリヌス療法での患者選定において、1)目的を明確にできるか2)ボツリヌス療法で解決できるのか3)目的達成のための投与後の展開 について考慮することが必要ではないかと考えられる。
  • 堀本佳彦、湯浅浩之、山田健太郎、加藤秀紀、林佑希子、木村彰宏、日比野敬明、紙本 薫、田島稔久、稲垣亜紀、深川和利、三竹重久、蒲澤秀洋
    多系統萎縮症橋萎縮の経時的変化
    第138回日本神経学会東海北陸地方会
    2014年3月1日
    名古屋
    [目的] 多系統萎縮症(MSA)橋萎縮の進行経過を検討する。[方法] Probable MSA 18例(MSA-C 8例、MSA-P 10例、発症時63.7±11.7歳、初回撮像時66.0±10.9歳、罹病期間2.4±2.6年、観察期間3.0±1.3年)のMRI 3D像から、上小脳脚を通る上位橋横断面と外転神経核を通る下位橋横断面を再構成、断面積を比較、検討した。[結果]初回撮像時から下位橋の萎縮が有意であった(p<5%)。上下位とも萎縮は罹病期間に強く相関した(p<1%)。また下位橋は、上位にみられない重症度との強い相関を示した(p<1%)。[結語] MSAの橋萎縮は下位が先行し、重症度にも関係すると推定された。
  • 荒谷幸次、鳥居昭久、小川智樹、工藤勝利
    全国障害者スポーツ大会名古屋市選手団トレーナー帯同報告
    第23回 日本障害者スポーツ学会
    2014年3月30日
    聖マリア病院・聖マリア学院大学
    "我々は、全国障害者スポーツ大会に於いて、2010年千葉大会~2013年東京大会まで過去4年間名古屋市選手団トレーナーとしてサポート活動を行ってきた。活動内容としては、毎年7月に「全国大会に向けてのコンディショニング」というテーマで、実技を交えて講習会を行い、大会前に選手事前調査票にて、障害や健康状態、遠征中の精神面を含めた注意事項を事前に把握した。期間中は、毎朝Daily Condition Reportを提出してもらい、心身の健康状態を調査した。怪我や疲労に対しては、会場や宿舎で随時コンディショニングを行い、場合によっては常設されているコンディショニングルームの医療スタッフと連携をとり、物理療法等を用いて対応した。成長期の選手も多く、今後のスポーツ傷害予防について教育的指導も重要であった。
    今回は、名古屋市選手団における4年間のトレーナー活動の取組みについて報告する。"