学会発表 平成27年度(28件)

ページ番号1000610  更新日 平成30年4月21日 印刷 

  • "Shohei Kikuchi , Goto Toshihiko , Koji Yamamoto , Wakami Kazuaki ,Hidekatsu Fukatsu , Hitomi Narita , Akihiko Iida , and Nobuyuki Ohte"
    "Presynaptic Sympathetic Nervous Function in Non-ischemic Cardiomyopathy Using Positron Emission Tomography with Carbon-11 Hydroxyephedrine"
    第75回 日本循環器学会 学術集会
    2015年4月24日
    大阪
  • 戸川真美、萩原康仁、日比野新、藤田裕美、白滝龍昭
    サーモグラフィーを用いた脳血管障害患者の麻痺の重症度と四肢温度の検討
    第64回 日本医学検査学会
    2015年5月17日
    福岡県福岡市 国際会議場
    上肢における麻痺重症度と温度左右差について有意差がみられなかったことから、麻痺があるからといって麻痺側の温度が低下しているとは限らないと考えられた。また、下肢においては中等度の麻痺では麻痺側の温度が低下を示すと推測されたが、軽度や重度では有意差がみられなかったことから、その要因を考えていく必要があると考えられた。
  • 堀本佳彦、湯浅浩之、山本健太郎、加藤秀紀、安井敬三、林佑希子、木村彰宏、日比野敬明、紙本薫、田島稔久、稲垣亜紀、深川和利、三竹重久、蒲澤秀洋
    多系統萎縮症橋萎縮の起点
    第56回 日本神経学会学術大会
    2015年5月20日
    新潟県新潟市 朱鷺メッセ
    "MSAの橋萎縮開始時期を推定する。
    橋萎縮は上下位とも罹患期間と有意に相関(p<0.01)。年齢とは相関しなかった(p>0.05)。MSA-Pの上位橋を除き、重症度とも相関した(p<0.01)。"
  • 吉川美佳、堀本佳彦、田中創、林奈央子、松井沙織、塚本倫子、福井めぐみ、落合祐貴、小川鉄男
    A型ボツリヌス毒素製剤療法(ボツリヌス療法)とConstraint Induced Movement Therapy(CI療法)の併用
    第56回 日本神経学会学術大会
    平成27年5月20日~23日
    新潟県新潟市 朱鷺メッセ
    〔目的〕脳卒中後の上肢麻痺に対する治療法としてCI療法の有用性はすでに定評を得ているが、運動時痛などにより実施困難な症例が存在する。そこでボツリヌス療法と併用することでCI療法が可能となることが期待され、その効果を検証することとした。〔方法〕痙縮により積極的な運動が困難なためボツリヌス療法後にCI療法を実施した3例とCI療法単独で効果の得られた3例を比較した。〔結果〕併用療法群とCI療法単独群で効果に有意差はみとめなかった。〔考察〕痙縮による疼痛等でCI療法が実施困難な症例も、上肢機能の改善やADL拡大の上で、CI療法単独で実施可能な症例と同等の効果が得られる可能性が示唆された。
  • 庵本直矢、田中創、大西沙紀、堀場奈央、深川和利、小川鉄男、日比野新
    ドライビングシミュレーターからみた高次脳機能障害者の運転特性
    第56回 日本神経学会学術大会
    平成27年5月20日~23日
    新潟県新潟市 朱鷺メッセ
    〔目的〕ドライビングシミュレーターを用いて、高次脳機能障害者の自動車運転における行動特性を明らかにすることである。〔方法〕健常者18名と高次脳機能障害者60名を対象とし、三菱プレシジョン社製DS2000Rを用いた模擬運転適性検査結果を比較した。〔結果〕高次脳機能障害者は交差点右折時において事故の危険性が増していた。〔考察〕交差点右折場面は対向車との関わりが発生するため多方面への注意配分や瞬時の状況判断を必要とする場面であり、ドライビングシミュレーターは高次脳機能障害者が苦手とする危険場面を抽出できるという点で有用であることを示唆している。
  • 伊藤竜二、落合祐貴、松井沙織、田中創、小川鉄男、深川和利
    箱づくり法からみた高次脳機能障害者の作業遂行特徴
    第23回 愛知県作業療法学会
    2015年5月24日
    愛知県名古屋市
    〔目的〕高次脳機能障害(以下、HBD)者の箱づくり法における作業遂行特徴を一般成人と比較し、明らかにすることを目的とした。〔方法〕対象はHBD者21名(TBI11名、SAH2名、CVA6名、その他2名)、一般成人23名である。全ての対象者に箱づくり法、TMT(partA、B)、BADS(動物園地図検査(1))を実施した。箱づくり法の時間的側面、見本利用率、箱の客観的得点、およびTMT、BADSについて比較した。〔結果〕箱づくり法の総所要時間は、HBD群の方が有意に長かった。箱作成期の時間配分比ではHBD群は展開図作成期に最も多く時間を配分したのに対し、一般成人は裁断仮組立期に最も多く時間を配分した。箱の客観的得点に有意差はみられなかった。HBD群はTMTに有意に長く時間を要しており動物園地図検査(1)における得点も低かった。〔考察〕箱の客観的得点に有意差はなく、箱の出来栄えのみに着目すればHBD群の取り組みは一般成人と遜色ない結果であった。しかし、時間を多く要したことや、時間配分比に特徴がみられたこと、見本利用率が高いことなどから、箱の完成をイメージし、面の数や糊代を考慮し計画的に作図するためにはTMTやBADSなどにおける注意機能や計画性が求められ、こうした機能の低下が非効率な作業遂行に影響していると考えられる。
  • 田中創、庵本直矢、大西沙紀、堀場奈央、日比野新、深川和利、小川鉄男
    ドライビングシミュレーターを用いた高次脳機能障害者の運転適性評価
    第52回 日本リハビリテーション医学会学術集会
    2015年5月29日
    新潟県新潟市
    〔目的〕模擬運転適性検査の標準値を設定し、高次脳機能障害者の運転可否判断に役立てることを目的とした。〔方法〕健常者17名に対して三菱プレシジョン社製DS2000Rに内蔵された模擬運転適性検査を実施した。4カ所の危険場面を含むコースを走行し不適切な運転行動が見られた際はDSが減点方式で点数化した。健常者平均値を標準値、平均値±1標準偏差を標準域と定め、高次脳機能障害者58名の評価値とMann-Whitney U検定(有意水準p<0.05)を用いて比較した。〔結果〕総減点数平均は、健常者5.27点(±2.20)、高次脳機能障害者8.17点(±5.15)(p<0.05)、30名(51.7%)が標準域を外れていた。先行左折車の急停止場面は、健常者2.67点(±1.41)、高次脳機能障害者2.58点(±1.05)(p>0.05)、1名(1.72%)が標準域を外れていた。対向右折車両の死角を二輪車が直進してくる場面は、健常者0.50点(±1.15)、高次脳機能障害者1.98点(±3.07)(p<0.05)、22名(37.9%)が標準域を外れていた。駐車車両の陰から横断歩行者が現れる場面は、健常者1.38点(±1.25)、高次脳機能障害者1.57点(±1.62)(p>0.05)、16名(27.5%)が標準域を外れていた。交差点左折時に原付車を巻き込む場面は、健常者1.00点(±0.89)、高次脳機能障害者2.02点(±2.65)(p>0.05)、12名(20.6%)が標準域を外れていた。〔考察〕高次脳機能障害者の運転可否判断では、対向右折車両の死角を二輪車が直進してくる場面、および総減点に着目する事が有効である。
  • 小川鉄男、蒲澤秀洋、深川和利
    脳外傷後長期間経過し職業訓練を行った症例の検討
    第52回 日本リハビリテーション医学会学術集会
    2015年5月29日
    新潟県新潟市
  • 松枝孝志
    「歩きスマホ」に代表される危険歩行者が白杖歩行者との衝突・接触に及ぼす影響
    第23回 視覚障害リハビリテーション研究発表大会
    2015年6月25日
    福島県福島市 コラッセ福島
    スマートフォンの普及に伴い、歩きながら携帯機器の操作を行ういわゆる「歩きスマホ」が社会問題化しており、視覚障害者の歩行環境においても危険性が増している。そこで「歩きスマホ」の状況と似せた3種類の危険歩行をとりあげ、「危険歩行者」が白杖歩行者とすれ違う状況での回避行動、衝突の危険性を検討し、視覚障害者側の有効な対処行動について考察した。
  • 堀本佳彦、飯田昭彦、日比野敬明、田島稔久、稲垣亜紀、深川和利、蒲澤秀洋
    多系統萎縮症の早期画像診断におけるMRI VSRADの有用性
    第142回 日本神経学会東海北陸地方会
    2015年6月27日
    愛知県名古屋市 名古屋国際会議場
    "多系統萎縮症(MSA)の早期画像診断におけるMRI VSRADの有用性を検討する。
    VSRADの灰白質表示を用いた小脳萎縮評価では、10例がZscore3以上の著名な萎縮を呈し、残る2例中1例もZscore2程度の萎縮領域が散見された。Zscore2以上の萎縮を全く示さない1例は発症後1.47年、撮像時63.7歳のMSA-Pであった。同じく白質表示による橋萎縮評価では、MSA-Cに全9例がZscore3以上の著名萎縮を呈したが、MSA-Pの3例はいずれもZscore2以上の萎縮を示さなかった。"
  • 間瀬光人、林絵美、山田鉱史、大島望、青山公紀、伊藤由麿、飯田昭彦、宮地利明、森悦朗、山田和雄
    Dynamic PETによる頭蓋内の水ターンオーバーについて:正常例とiNPH
    京都髄液フォーラム2015
    2015年8月2日
    京都
  • 小川鉄男、蒲澤秀洋、日比野敬明、深川和利
    高次脳機能障害者に対する運転シミュレーション訓練の経験
    第37回 日本リハビリテーション医学会中部・東海地方会
    2015年8月
    愛知県名古屋市
  • 落合祐貴、酒井浩
    脳損傷者の家庭内トラブルと本人-家族間の障害認識程度の乖離との関係について
    第39回 日本神経心理学会学術集会
    2015年9月10日
    北海道札幌市
    〔目的〕脳損傷者の家庭内トラブルの要因を明らかにするため、本人と家族間の障害認識の差異と前頭葉機能に焦点を当て、トラブルとの関連性を検討した。〔方法〕高次脳機能障害者18名に対し、FrSBe、PASAT、KWCSTを実施した。対象者と家族から聴取した家庭内トラブルの有無と内容をもとに、程度面と頻度面で段階づけた(トラブル尺度)。FrSBe、PASAT、KWCST成績とトラブル尺度との関係をSpearmanの相関係数を用いて調べた。〔結果〕FrSBe(本人家族差・発症前後変化量の絶対値)脱抑制得点とトラブル尺度(程度r=0.53、頻度r=0.80)、FrSBe総合得点とトラブル尺度(頻度r=0.49)との間に優位な相関を認めた。〔考察〕トラブルに発展する要因として、脱抑制に関する障害認識における家族と本人間の乖離が大きいことが考えられた。家庭生活におけるトラブル軽減のためには、これらの乖離を埋めるための対策が重要であることが示唆された。
  • 藤田裕美、白滝龍昭、戸川真美、日比野新、林絵美、成田ひとみ
    頚動脈プラークと炎症検出可能なFDG-PETとの関係について
    第54回 中部医学検査学会
    2015年9月27日
    静岡県静岡市 コンベンションアーツセンター
    脳血管障患者は、hsCRP・IL-6・max-IMT・SUVが高値であることから、動脈硬化による慢性的な炎症で、プラークが形成されている可能性が考えられた。FDG-PETで炎症検出されたプラークは不安定な低輝度プラークが半数を占め、脳梗塞再発予防のために病態管理が大切であると考えられた。
  • 市村美生子
    スポーツ教室(脳血管障害者対象)の取り組み
    第39回 日本障がい者体育・スポーツ研究会
    2015年10月4日
    広島県広島市 心身障害者福祉センター
    当センターで実施しているスポーツ教室の1つである「脳血管障害者の運動教室」の取り組み(実施内容)を紹介するとともに、教室参加前後の意識の変化や身体的な変化を調査、考察し、今後のスポーツ教室立案の一助とした。
  • 間瀬光人、林絵美、青山公紀、山田鉱史、大島望、伊藤由麿、飯田昭彦、日比野新、宮地利明、森悦郎、山田和雄
    Dynamic PETによる脳実質および脳室内の水のターンオーバー解析
    日本脳神経外科学会 第47回学術総会
    2015年10月15日
    北海道札幌市
  • 田中創、庵本直矢、堀場奈央、大西沙紀、稲垣亜紀、小川鉄男
    高次脳機能障害者の自動車運転リハビリテーションの検討
    第3回 自動車運転再開とリハビリテーションに関する研究会
    2015年10月17日
    福岡県北九州市
    運転再開を希望する高次脳機能障害者に対して運転能力向上を目的とした訓練を行った。対象は、ドライビングシミュレーターにおける模擬運転適性検査結果から、6カ月後に再評価が妥当と主治医が判断した高次脳機能障害者2名。計10回の訓練終了後、再評価を行った。訓練教材には、UFOVトレーニングおよび簡易シミュレーターを用いた。(症例A)UFOV test1:13.7msec→13.7msec、test2:30.4msec→13.7msec、test3:107.1msec→50.4msec、簡易シミュレーター:適性なし→適性ありへと改善した。(症例B)UFOV test1:13.7msec→13.7msec、test2:20.4msec→13.7msec、test3:70.4msec→20.4msec、簡易シミュレーター:適性なし→適性ありへと改善した。高次脳機能障害者に対して、UFOVおよび簡易シミュレーターを用いた訓練を行う事で、運転能力が改善する可能性が示唆された。
  • 林絵美、布谷隆史
    15OGAS-PET検査で生じるマスク由来のアーチファクトの低減効果
    第55回 日本核医学総会
    2015年11月5日
    東京都新宿区 ハイアットリージェンシー東京
    【目的】シーメンスmCTを用いて、15OGASを用いた脳血流・酸素代謝定量検査を行っているが、マスクが存在する数スライスにわたり、被写体画像が欠損するアーチファクトを生じた例が数例発生した。このアーチファクトは、マスク自体の吸収係数が小さいため吸収補正用CT画像情報を用いた散乱補正・ランダム補正でエラーが生じていることが原因と考えられる。本研究では、マスクの体積、CT値を変化させ、どの程度アーチファクトの発生が低減できるか検討した。【結果】マスクのみでは画像が欠損するアーチファクトが発生した。マスクに5ミリメートル~15ミリメートル厚の寒天シートによるマスク体積の増強を行うと、アーチファクトが低減した。寒天シートを水から造影剤に変えると造影剤濃度に応じてアーチファクトが低減した。2倍造影剤シートの場合5ミリメートル以上の付加を行うと、誤差率が10%程度に収まった。【結語】マスクに、厚みを持たせることにより、アーチファクトが低減することがわかった。また、よりCT値の高い素材にすると低減効果が大きいことが分かった。
  • 林絵美、布谷隆史
    15OGAS-PET検査で生じるマスク由来のアーチファクトのファントム検証
    第55回 日本核医学総会
    2015年11月5日
    東京都新宿区 ハイアットリージェンシー東京
    【目的】シーメンスmCTを用いて、15OGASを使用した脳血流・酸素代謝定量検査を行っているが、マスクが存在する数スライスにわたり、被写体画像が欠損するアーチファクトを生じた例が数件発生した。アーチファクトが生じる条件を特定するため、マスクと被写体との濃度差、マスク内に封入する放射線濃度を変化させ、アーチファクトの発生パターンを検証した。【方法】ホフマン脳ファントムに18F溶液を満たし、マスク内のガス状RIを模擬したシート状の18F溶液を貼り付け収集した。シートの放射線濃度を高・中・低、位置を視野外・中間・視野内の計9条件で画像を収集し比較した。【結果】シートの放射線濃度を変化させた場合、アーチファクトに大きな差は生じた。またシートの位置を視野外にした場合には、脳画像が欠損するアーチファクトは発生しなかったが、視野内にマスクが含まれると位置に応じたアーチファクトが生じた。【結論】シートの放射線濃度や位置によってはアーチファクトが発生してしまう場合があるため、臨床検査ではマスク内の放射線濃度を少なくし、マスクを視野内から外す必要である。
  • 林絵美、飯田昭彦
    "脳血流・酸素代謝の健常データ収集における同一被検者の装置間比較
    (biograph mCTと島津HEADTOME)"
    第55回 日本核医学総会
    2015年11月5日
    東京都新宿区 ハイアットリージェンシー東京
    【目的】PET装置がBiographmCTへ更新するにあたり、院内の健常データベース作成のため、脳血流・酸素代謝の健常データ収集を行った。新装置での被検者のうち、旧装置(HEADTOME 2400W)でもGAS定量検査を実施した9名について、定量値の新旧の装置間比較を行ったので報告する。【結果】新装置における正常値は、全灰白質領域の平均でCBF=38.3±6.0、CBV=4.3±1.0、OEF=39.8±7.8、CMRO2=2.7±0.4であった。被検者のROI毎に算出した新装置/旧装置の比率は、大脳皮質においてCBF:1.06、CBV:0.93、OEF:0.81、CMRO2:0.90であった。【結語】新装置で収集したOgas定量検査では、旧装置と比較してCBF、CBVは同程度の定量値が得られたのに対して、OEF、CMRO2が20%程度低い傾向がみられた。
  • 田島稔久、林絵美、日比野新、布谷隆史、伊藤由麿、飯田昭彦、加藤隆司、藤原謙、伊藤健吾
    解剖学的標準化法の違いによるPiBアミロイドPETのVOI解析への影響
    第55回 日本核医学総会
    2015年11月5日
    東京都新宿区 ハイアットリージェンシー東京
    PiB PET SUVR画像の大脳皮質平均(CM)を得る場合、客観性・再現性を確保するため、解剖学的標準化を行い、Brain Atlasを用いる方法が考案されている。解剖学的標準化のDARTEL法は精度が高いが、処理時間が長い。SPM12ではunified segmentation法が標準的アルゴリズムとして採用された。そこで解剖学的標準化法の違いによるVOI解析への影響を検討した。アルツハイマー型認知症、MCI、正常合計48名のPiB SUVR画像において、目視判定陽性25名、陰性23名のCMはそれぞれDARETL法1.69±0.068、1.11±0.003、SPM12標準法1.70±0.072、1.11±0.003であり、ROC解析による陽性、陰性判別能力は、DARTEL法、域値1.168にて面積1.000、感度1.000、特異度1.000、SPM12標準法、域値1.210にて面積0.998、感度0.960、特異度1.000とほぼ同等であり、いずれの方法でも精度よく解析可能であった。
  • 中川有花、萩原康仁、日比野新
    身障者住宅改造で期待される理学療法士の役割
    第2回 日本地域理学療法学会学術集会
    2015年12月13日
    千葉県 教育会館
    名古屋市の身障者住宅改造(以下、住改)補助事業ではリハビリセンターの訪問相談を前提条件としている。その訪問相談で住改提案に加えADL動作及び介助方法指導を要すケースが散見される為、今回我々が実施した住改提案内容・ADL指導有無と地域リハビリテーション(以下、地域リハ)利用状況との関連について調査した。統計の結果、身障者住改について地域リハは一定の役割を果たしていると考えられた。一方でより踏み込んだ連携が必要な部分もあると考えられた。
  • 田中芳則、冨板充、長尾美幸、長束晶夫、濱中広江、古川美香
    第2分科会「地域の中で発揮する介護福祉士の力」 介護ロボットが地域で普及・浸透するための活動について
    公益社団法人日本介護福祉士会全国大会
    2015年12月
    三重県桑名市 桑名市民会館
    2013年9月に公表された介護ロボットに関する特別世論調査によれば、介護する側される側の利用意向は、どちらも60%以上の方が好意的な意見を寄せていた。しかし介護ロボット自体は各種メディアで紹介されるものの一般の方が実際に手に取って触れたりする機会はほとんどない。そこで当施設では2013年度下半期から介護ロボットの常設展示と名古屋市内での出張展示により、地域の方々への普及・浸透を目指した活動を開始した。今回、その活動を紹介し、移動支援のロボットでは障害者1名の協力を得て、メーカーへの改良提案も行ったことを報告する。介護ロボットは介助者の代わりではなく、福祉用具との連携が必要なものであることを介護福祉士が伝えていかなくてはならない。
  • 伊藤由麿、森永拓也
    フィルター完全性試験機の整備
    PET化学ワークショップ
    2016年2月6日
    舞子ビラ神戸
    フィルター完全性試験機を合成装置と連動し、合成~検定まで全自動で可能とした。
  • 堀本佳彦、日比野敬明、稲垣亜紀、田島稔久、深川和利、蒲澤秀洋
    多系統萎縮症のMRI T2* 所見-鉄沈着におけるMSA-P とMSA-C の差違
    第144回 日本神経学会東海北陸地方会
    2016年3月12日
    愛知県名古屋市 名古屋国際会議場
    "病理および生前のMRIでも報告されている多系統萎縮症の 被殻鉄沈着について、鉄沈着に鋭敏なT2* 強調像を用いて、病態との関連を検討した。
    被殻低信号はMSA-Pに強く、MSA-Cおよび対照との差も有意であった。年齢や罹患期間、重症度とは相関しなかったが、T2強調像の被殻背外側高信号とは有意に相関した。"
  • 石黒正樹
    生活期脳卒中者の自宅での下肢装具使用に影響を及ぼす因子について
    第25回 愛知県理学療法学術大会
    2016年3月13日
    愛知県刈谷市 刈谷市総合文化センター
    脳卒中者の下肢装具の使用満足度や心理的効果に着目して、使用に影響を与える因子を検討することを目的に、脳卒中機能評価表(SIAS)、片脚立位、TUG、福祉用具満足度評価(QUEST)、福祉機器心理評価スケール(PIADS)を用いて調査を行った。結果、装具使用の選択理由の一つとして、心理面に及ぼす効果が影響していることが示唆された。
  • 戸田海渉、近藤穣、辻朋浩、早野充浩、岡元信弥、日比野新、鈴木祥江、小川鉄男、稲垣亜紀、堀本佳彦
    継続した下肢ボツリヌス療法と理学療法が下肢機能・歩行速度に与える影響~3カ月毎に、6回ボツリヌス療法を行った一症例~
    第25回 愛知県理学療法学術大会
    2016年3月13日
    愛知県刈谷市 刈谷市総合文化センター
  • "間瀬光人、林絵美、山田鉱史、大島望、青山公紀、伊藤由麿、飯田昭彦、日比野新、宮地利明、森悦郎、山田和雄"
    Dynamic PETによる頭蓋内の水のターンオーバーについて:正常例とiNPH
    第17回 日本正常圧水頭症学会
    2016年3月19日
    山形