りはみんサロン 「りはみん音楽隊による秋の音楽会-音楽を聴いて視覚障害者の生活を知ろう!-」を開催しました。

ページ番号1002531  更新日 令和5年11月1日 印刷 

りはみん音楽隊による秋の音楽会-音楽を聴いて視覚障害者の生活を知ろう!- を開催しました。

令和5年9月5日(火曜日)大研修室にて「りはみんサロン」を実施しました。今回は「りはみん音楽隊による秋の音楽会-音楽を聴いて視覚障害者の生活を知ろう!-」と題して、視覚支援課の終了生と利用者さんで音楽活動をしている方に集まっていただきました。楽器の構成はヴァイオリン1名、クラリネット1名、三線1名と、「ノン・ホワイト・ウォッシュ」というサックス・ギター・ボーカルの3名のユニットで、総勢6名で演奏しました。

 全体演奏の「情熱大陸」から始まった音楽会。視覚支援課の概要説明をしながら2曲目のジブリ曲「風の通り道」を演奏しました。メンバーみんなでアイデアを出しながらアレンジを考え、みんなの楽器の持ち味が伝わるように工夫しました。

 その後はそれぞれの方にスポットを当てたソロパートへと移ります。ソロパートでは演奏とともにトークを交えてお届けしました。ソロパートの演奏では、沖縄民謡「安里屋ユンタ」、モンティ「チャールダーシュ」、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」、大河ドラマ主題歌「暁の空」、昭和の名曲「銀座カンカン娘」などの演奏が室内に響きました。

トークでは、視覚障害者の生活の様子として、「マラソンを趣味にして、遠征しながら楽しんでいる」「視覚支援課の訓練で生活が便利になった」「視力低下して困りながらも楽団で理解を得ながら活動している」「視覚障害者同士のユニット活動は大変だけどお互い助け合いながら活動をしている」など、各々の思いをお話していただきました。

 そして再び全体演奏へと続き、「秋の童謡メドレー」を演奏しました。ドヴォルザークの「新世界」第2楽章から始まり、「里の秋」、「赤とんぼ」と続き、最後「故郷」ではみなさん口ずさんで楽しんでいる様子でした。そしてラストは「上を向いて歩こう」を演奏。その後アンコールをいただき、「見上げてごらん、夜の星を」を演奏して終演を迎えました。

 総勢29名に聞いていただき、終始穏やかな雰囲気の中、温かい拍手をいただきながら行うことができました。視覚障害について知っていただくよい機会になったのではと思っています。

 今後も様々なテーマでりはみんサロンを開催予定ですので、ぜひご参加ください。

音楽会をしている様子