地域参加型学習の受け入れをしました(2018年12月3日)

ページ番号1001415  更新日 平成31年1月30日 印刷 

画像:カローリング

今年度の「医薬看連携地域参加型学習」の受け入れをしました。

これは、文部科学省の「未来医療研究人材養成拠点形成事業」の卒前教育プログラムで、この地域では、名古屋市立大学等の医療系3学部(医学部・薬学部・看護学部)の1年生を対象として実施されているものです。

このプログラムは職種の枠を超えて一緒にプログラムを取り組むことによるチーム医療の基盤の獲得、患者さんとのコミュニケーション能力の向上などを目的としています。具体的には、近隣の施設や病院などで、レクリエーションプログラムなどの企画、担当者との調整、当日の運営を自分たちで行います。

今年は11名の学生さんが参加しました。

第1回は、10月29日に体育館で、施設を利用されている方を対象に、カローリングを実施しました。床に示された様々な点数のエリアを狙って学生さんたちの自作のカローリングをマジックハンドで押して滑らせて、チーム戦で合計点を競いました。手作りゆえに途中で曲がったり、転がりすぎたりで悪戦苦闘。学生さんたちもチームに入って楽しみながら一緒に盛り上がっていました。

第2回は、12月3日に第2病棟のデイホールで、入院患者さんを対象にクリスマスドーム作りを実施しました。プラスチック製のびん、中に入れるサンタやトナカイのモニュメントやラメ、色をつけた松ぼっくりを学生さんたちが用意。かわいい!作りたい!という方が殺到して、用意していた20個は予定時間前に終了してしまうほどの人気でした。第2回は、特に間近で一緒に作業を行うプログラムであったこともあり、参加された方・学生さんどちらも笑顔があふれ、コミュニケーションも自然にとれていました。

こうした体験をした学生さんが、将来リハセンに職員として来てくれるようになるとうれしいです。

 

画像 ドーム作り