自動車事故被害者支援体制等整備事業「社会復帰促進事業」について

ページ番号1002346  更新日 令和4年12月9日 印刷 

自動者事故被害者支援体制等整備事業「社会復帰促進事業」

自動車事故被害者支援体制等整備事業「社会復帰促進事業」について

名古屋市総合リハビリテーションセンターは、国土交通省の自動車事故被害者支援体制等整備事業「社会復帰促進事業」のモデル事業を実施しています。

ネットワーク構築支援

急性期治療が終わり、リハビリ転院を勧められても、軽症であったり自己認識が希薄な方の場合、いったん退院して、後々就労などの社会生活上で困りごとが多く発生してから、高次脳機能障害の診断や訓練につながる方が多くみえます。より適切な時期での診断及び訓練を受け、スムースな社会参加につながるためには、医療機関との連携が重要となります。また、高次脳機能障害の精査・診断及び地域生活の支援が可能な医療機関が県内に多くないため、遠方にお住まいの方も当院への通院を継続せざるを得ない状況があります。そのため、研修や症例検討会などの開催を通じて、ネットワークの構築を勧めます。

自立訓練提供支援

高次脳機能障害の特性を踏まえ、施設内だけではなく、自宅及び居住地域へ訪問する、いわゆるアウトリーチによる動作獲得・定着を目指したIADL訓練を実施します。また、対象層を絞ったグループワークを実施し、障害認識の促進及び補償行動の獲得の機会を設けます。

地域連携支援

地域で高次脳機能障害者を支援している支援機関が、障害特性を踏まえたより適切な対応ができ、利用できる事業所の選択肢が増えるように、専門職が訪問し、スーパーバイズを実施したり、家族会などの支援機関との協働や後方支援に取り組みます。

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