障害者住宅改造相談

ページ番号1001130  更新日 令和3年4月20日 印刷 

名古屋市では、地域リハビリテーション事業の一環として障害のある方の住宅改造等に関する訪問相談を行うとともに、障害者住宅改造補助事業を行っています。

名古屋市では障害のある方の住宅改造等について訪問相談と補助事業を行っています。

障害のある方の住宅改造や福祉用具の訪問相談

どうして住宅改造等に関する訪問相談を行っているのですか?

当事業団は、名古屋市総合リハビリテーションセンターの指定管理者として、名古屋市から委託を受けて、障害のある方が住み慣れた住居で暮らし続けるために、どのように住宅を改造したり、福祉用具を活用したりするとよいかについて、ご自宅に訪問して相談を行っています。
なお、名古屋市障害者住宅改造補助金を申請する場合は、原則としてこの訪問相談を利用していることが補助金申請の条件の一つとなっています。

誰が利用できますか?

  • 名古屋市に住民票をおいてお住まいの、次の方がご利用いただけます
  • 身体障害者手帳をお持ちの方(申請中の方も含みます)
  • 愛護手帳をお持ちの方(申請中の方も含みます)
  • 精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方(申請中の方も含みます)
  • 自閉症状群の方(医師の診断を受けておられる方)

申込み先はどこですか?

お住まいの地域を管轄する区役所の福祉課障害福祉係または支所の区民福祉課福祉係で訪問相談の申請をしてください。
転居予定の場合は、現在お住まいの地域を管轄する区役所または支所でご申請ください。

誰が訪問するのですか?

名古屋市総合リハビリテーションセンターの職員等(ソーシャルワーカー、理学療法士または作業療法士、建築相談員等)が訪問します。
複数名で訪問するのは、生活の動作からどのようにしたらよいか、建物の構造等からどのようなことが可能か、改造等をするのに制度をどのように活用できるか、という様々な観点から相談をするためです。

いつ訪問するのですか?

区役所または支所での申請後に、名古屋市総合リハビリテーションセンターの職員から連絡をさしあげて、訪問日程等を調整します。
訪問を行っている曜日は次の表のとおりです。土曜日・日曜日・祝日・年末年始はお休みです。
申請が混み合っているとすぐには訪問できないことがあります。

曜日

月曜日

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日

午前

午後

どこに訪問するのですか?

障害のある方が実際にお住まいの家に訪問します。
転居予定の方は、転居先に訪問します。ただし、転居先は名古屋市内に限ります。
入院・入所中の方の場合は、退院・退所先の家に訪問します。

訪問相談までに準備をしておくことがありますか?

建物の図面等をお持ちの方は訪問時にご用意ください。住居の状況の把握の参考にさせていただきます。
障害のある方が病院等に入院・入所中等で当日の立会いが困難な場合は、その方のご家族などから、身体の状況や退院・退所後の生活のご予定を伺いますので、事前に確認や打合せをしておかれることをお願いします。
工事予定業者、相談支援専門員や介護支援専門員等が決まっている場合は、訪問時に立ち会っていただけると当日の相談や後日の制度利用等がより円滑になります。

訪問相談の当日は何をするのですか?

当日の相談の内容及び進め方は以下の内容です。
所要時間は概ね1時間程度です。

項目

内容

身体状況や支援の利用状況等の把握 自宅での生活動作や生活のための支援の利用状況などを中心にお尋ねします。
住居の状況の把握(採寸)

障害のある方が生活する空間の部屋の配置や段差等の箇所を確認して図面にします。

※図面は家屋全体で作成します。工事希望箇所以外も拝見しますのでご了承ください。

工事プランについての提案 工事希望箇所を中心に、利用者が生活に使用する部分の家屋の改造について提案します。
障害者住宅改造補助金事業の説明 障害者住宅改造補助の制度を利用される場合に必要な書類の作成方法等について説明します。

訪問相談の後はどうなりますか?

当日提案した工事プランについて図面(現況図と改造図)と工事項目を整理した仕様書などをお送りします。今後の具体的な工事等の検討に活用してください。
お送りする図面と仕様書は名古屋市障害者住宅改造補助金の申請にもご利用いただけます。訪問相談をご利用いただいた方がこの障害者住宅改造補助金をご利用になろうとする場合は、引き続き申請に向けての相談をお受けします。
なお、住宅改造や福祉用具に関して名古屋市総合リハビリテーションセンターは相談のみを行います。工事の施工や用具の販売は行っておりません。