ICTサポートシンポジウムに参加しました

障害者等のICT機器利用の支援について

令和4年度5月25日に「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律」が公布・施行されました。通称「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」です。
7月30日に日本障害者リハビリテーション協会が主催し、第1回『ICTサポートシンポジウム（障害者等のICT機器利用支援事業）』がオンラインで開催されましたので、なごや福祉用具プラザの職員やICTボランティアも、自宅やプラザの研修室で聴講しました。
「メーカーはどんどん新製品を出していますが、ユーザーがうまく活用するまでの支援ができていますか？」というメッセージが印象に残りました。展示方法、情報発信、支援連携のシステムなどについて、担当者会やICTボランティアの定例会で話し合い、取り組んでいきます。
なお、ICT機器利用の支援や情報格差の解消のための取り組みに関心がある方は、なごや福祉用具プラザICTボランティア(技術ボランティア)としてご活躍いただけます

■プログラム紹介
日時　　2022年7月30日（土曜日）13:00～15:30
オンライン開催（Zoomウェビナー）
参加無料 (事前登録制)
手話通訳、要約筆記、テキストデータあり
主催　　公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
プログラム
13:00  開会挨拶　　君島　淳二　公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 常務理事
来賓挨拶　　周藤　方史　厚生労働省障害保健福祉部企画課自立支援振興室
社会参加活動支援推進官
13:20　講演　ICT活用支援の視点／テクノロジー・ウォッチング
渡辺　崇史　日本福祉大学健康科学部教授／なごや福祉用具プラザ相談員
14:10　各地の取り組みから（各20分）
　　　 1．東京都におけるIT地域支援の取り組み
　　　　　 堀込　真理子　社会福祉法人東京コロニー職能開発室所長／
　　　　　　　　　　　　 東京都障害者IT地域支援センターセンター長
　　　 2．視覚障害者情報提供施設における利用者へのICTサポート
　　　　　 久保田　文　社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センター製作部長
　　　 3．聴覚障害者情報提供施設／ICTサポートセンターにおける実践
　　　　　 岩本　吉正　公益社団法人兵庫県聴覚障害者協会　理事／兵庫県立聴覚障害者情報センター　管理者
　　　参加者からのコメントとまとめ
15:30　閉会