人材育成について

ページ番号1000993  更新日 令和1年9月6日 印刷 

当事業団では採用後の職員の育成に力を入れています。

リハビリセンターの特徴は…

(1)利用者さんへの支援

 リハビリセンターの仕事で最も大切なことは、すべての職員が一人ひとりの利用者さんに

 真摯に向き合い、利用者さんの意向に沿った支援をすることです。

 また、支援の知識・技術などをより良いものとするため、上司や同僚、

 時に他部署の職員と一緒に考え、また自己研鑽に励むことが大切です。

(2)各部門・関係機関との連携(チーム支援)

 「総合的で一貫性のある専門的なリハビリテーションサービス」を提供するため、

 リハビリセンター内各部門の専門職や関係機関との連携・協力が重要です。

(3)中核施設

 名古屋圏域・愛知圏域の障害者福祉・リハビリテーションの中核施設として、

 障害者支援に関する情報収集や分析、行政機関への施策の提言、

 地域の事業所の育成などを行います。

 また、各部門や職員の支援に関する研究などを通して、先進的な取組みを行います。

そして、リハビリセンターの職員が目指すべきは…(職員像)

高い専門性、幅広い視野、確たる理念・倫理、高い目標と実行力、温かさと豊かさを

兼ね備えた職員を目指します。

 

具体的には…(行動指針)

 ・信頼される!

   利用者さんの意向の尊重、尊厳の保持を基本として取り組み、

   利用者さんに信頼される職員になろう。

 ・行動する!

   コスト意識をもって、業務を効率的・効果的に遂行することができる職員になろう。

 ・向上する!

   幅広い視野と目標をもち、環境の変化や課題に対し、自ら考え実行できる職員になろう。

 ・挑戦する!

   それぞれの領域において先進的・中核的な存在となるべく挑戦できる職員になろう。

職員を支えるために…(事業団の環境整備)

職員本人の努力を後押しするため、事業団が環境整備を行っています(主なものを記載)。

(1)共通研修の実施

  新人職員研修(1年目)、若手職員研修(2~3年目)、

  中堅職員研修(4~6年目、7年目以降)、課長・リーダー職員研修など、

  職員の成長に合わせた階層別の研修を実施しています。

  なお、共通研修は採用年度の近い職員が、所属部署を超えて一緒に学ぶ形式をとっており、

  事業団内の横断的なつながりを強くすることも視野に入れています。

(2)日常業務を通じた育成

  日常業務を通して、社会人・専門職としての姿勢や考え方、

  専門的な支援の知識・技術などを身に付けられるよう、

  各所属の上司や先輩職員がサポートします。

(3)育成面談制度

  毎年上司と面談し、各職員の希望や成長に合わせた課題の整理や目標を立て、

  仕事に対する意欲を高めます。

  年度の終わりに1年を振り返り、課題や目標の達成度合いを確認し、

  次年度に向けての整理をします。

(4)自己啓発支援制度

  各職員の業務の専門性を高めるため、他機関の実施する研修などに参加するための

  費用(参加費や交通費)を事業団が助成します。

  また、資格を取得する職員に対しても補助制度があります。

(5)リハビリテーション研究基金・業務内研究

  リハビリテーション技術の向上を目的とした研究や調査には、

  その研究・調査にかかる費用を基金から助成する制度があります。

  また、職員が従事する仕事に直接関連する研究についても、

  その研究環境をサポートしています。

(6)ポスター展示会

  学会などで発表した際に使用したポスターや発表資料を職員が持ち寄り、展示・解説し、

  研究内容の情報交換や研究意欲を高める場になっています。