障害者の方へ
生活支援課
1.サービス内容
-
STEP1:
目標設定
-
訓練や入所生活を通じて、各種評価や課題分析を行い、今後の訓練内容や課題を明らかにします。
-
STEP2:
基本能力の獲得
- 医学リハビリテーション・日常生活動作訓練・活動性向上訓練を通じて、家庭での安全な在宅生活の実現を目指しましょう。
-
STEP3:
社会生活力の獲得
- 外出や調理などの実践的訓練・グループワーク・職業前訓練を通じて、地域での豊かな生活の実現を目指しましょう。
-
STEP4:
自分らしい生活
- 社会生活力を高め、地域生活の実現や自己概念の形成を図り、自分らしい生活を送ることができるように支援します。
-
STEP5:
地域生活の支援
- 当センターの障害者支援施設では、施設での訓練を終えて地域生活に復帰された方を対象に、復帰後の生活を支援するための訪問サービスを提供しています。
2.対象者
(1)施設入所支援・機能訓練
- 満15歳以上の方
- 当施設での入所訓練を希望される方で、居住地の役所などで支給決定された方(福祉サービス受給者証をお持ちの方)
(2)自立生活援助事業
- 主に当入所施設の利用終了後に居宅での単身生活などに移行した方のうち、支援を希望される方もしくは現に単身生活などをしている方のうち支援を必要とする方。
3.サービス利用時間
訓練及び生活上の日課
-
6時30分~
-
起床
-
7時50分~8時30分
- 朝食
- 9時10分~9時20分
- 体操
-
9時30分~10時30分
- 訓練(1限目)
- 10時40分~11時30分
- 訓練(2限目)
- 11時50分~
- 昼食
午後
- 13時00分~13時50分
- 訓練(3限目)
- 14時00分~14時50分
- 訓練(4限目)
- 15時00分~15時50分
- 訓練(5限目)
- 17時50分~18時30分
- 夕食
-
21時00分
- 門限
- 22時00分~
- 消灯・就寝
入浴について
入浴は以下のようになっています。
- 介助の必要な方(介助浴):火曜日と金曜日の13時00分~17時00分 週2回の入浴と、日曜日の週1回のシャワー浴です。
- 介助が不要な方(自立浴):毎日(介助浴の方の終了後)入浴していただけます。
日曜日、祝日はシャワー浴となります。
自立生活援助事業について
一定期間にわたり、定期的な巡回訪問を行います。
定期的な訪問だけでなく、利用者からの相談・要請があった際は、訪問、電話、メールなどによる随時の対応も行います。
メニュー開講表
提供している訓練の開講表を掲載します。
4.費用
(1)施設入所支援・機能訓練
当施設入所中の利用料は、ご契約者の障害程度区分と世帯単位の所得に応じたサービス利用料金の一割負担と、食費・光熱水費の合計金額をお支払いいただきます。
生活支援課の利用料金は、夜間の施設入所支援と日中活動(機能訓練・就労移行支援)との2種類のサービスの組み合わせとなっています。
利用料の減免についてはお住まいの役所におたずねください。
(2)自立生活援助事業
ひと月の費用は、区分により低額の利用料(原則1割負担)となります。
詳しくは各市区町村の担当窓口にお問い合わせください。
5.ご利用の流れ
利用開始までの手続きから退所までの流れをご案内します。
利用開始までの手続きの流れ
- ご相談(相談課)
電話などによりお困り事など、ご希望をご相談ください。相談課の相談員がお答えいたします。
電話:052‐835‐4005(直通) - 施設の見学
施設を見学していただき、支援の内容や設備などをご確認ください。また、ご希望や現状をお聞かせいただきます。 - ご利用の希望がある場合
リハビリテーションセンター附属病院を受診していただきます。 - 利用前面接
ご利用希望の方と面接させていただき、ご希望の内容や入所の目的、期間などを確認させていただきます。 - 利用申請
お住まいの市区町村に利用申請(受給者証・サービス利用計画書の作成)が必要になります。 - 受諾会議の実施
諾否/医学的理由などによりお断りさせていただく場合もあります。 - 重要事項説明・契約
施設(生活支援課)利用あたって必要な内容をご説明し、利用の契約をいたします。 - 利用開始(入所・通所)
2週間程度のオリエンテーション期間を経て、各自個別の支援計画を立てながらご利用していただいています。
お一人お一人に、担当の支援員がつき一緒にゴールを目指します。
以上は概略ですので、詳細につきましてはお問い合わせによりご確認ください。
支援の流れ(一例)
- 利用開始
- オリエンテーション期間
利用開始後の2週間は、各種評価やアセスメントを行い、今後の訓練内容や課題を明らかにします。 - ケースカンファレンス(1)
オリエンテーション期間終了後に実施し、当面3カ月の個別支援目標を検討します。 - 個別支援計画作成会議(1)と個別支援計画書(1)の作成
ご本人、ご家族と一緒にケースカンファレンスで検討した課題を確認し、個別支援計画書(目標)の作成をします。 - ケースカンファレンス(2)(入所後から概ね3カ月以降)
訓練、リハビリの達成状況を確認します。必要に応じて、プログラムの修正・変更を行います。 - 個別支援計画作成会議(2)と個別支援計画書(2)の作成
- 地域の社会資源の見学・利用調整
退所後の生活スタイルに応じた社会資源の調整を行います。 - 利用目的の達成
- 個別支援のまとめの作成
- 利用終了
- 利用終了後のフォロー
必要に応じて、電話や訪問などによる相談支援を実施します。
以上は概略ですので、詳細につきましてはお問い合わせによりご確認ください。
6.利用者さんの声
- 同じような年代の人とたくさん出会えて、新たな仲間(友達)ができました。
- 1人でやっていくことができるようになりました。
- 1人で外出できるようになり自信がつき、生活にハリが出て、次のステップが考えられるようになりました。
- 退所後の生活パターンを作り上げることができました。
- 色々なリハビリを経験し、以前に比べて多方面に興味が持てるようになりました。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。