平成30年度 居場所・サロン事業
3月開催「大人の社会科見学~リハビリセンターを覗いてみよう!~」
平成31年3月12日に「大人の社会科見学~リハビリセンターを覗いてみよう!~」を開催しました。
居場所・サロン事業でのリハビリセンター見学会は今回で3回目となります。
今回はセンター見学に加え、生活支援課の訓練メニューの1つである革細工の体験、新しくなったラウンジアビーでの茶話会の3つの企画を用意しました。
当日の参加者は21名で、参加者の方々は興味深そうに見学・体験をされていました。
今回の見学を通じて、「リハビリセンター」が地域の方にとって身近に感じていただけるような場所になれば幸いです。
2月開催「あ!危ない!危険に気付いて能力UP!」
平成31年2月26日(火曜日)、「あ!危ない!危険に気付いて能力UP!」を開催しました。
今回は「高齢者事故の予防」を目的に作業療法科と共同にて実施しました。内容は75歳以上で免許を更新する際に必要な認知機能検査の体験や、認知症予防のコグニサイズの紹介と体験、KYT(危険予知トレーニング)のグループワークを実施しました。
最初は、近年の高齢者事故などのデータを見ていただきながらの講義であったこともあり、真剣に話を聞かれていましたが、その後の認知機能検査体験やコグニサイズといった体験形式のものになってからは、とても和気藹々とした雰囲気になりました。
1月開催「ボッチャ体験会」
平成31年1月22日に「ボッチャ体験会」を開催しました。
「ボッチャ」は重度身体障害者を対象としたパラリンピックの正式種目で、日本代表がリオデジャネイロパラリンピックで銀メダルを獲得しています。ルールは単純明快で、身体障害者だけでなく、老若男女、障害のあるなしに関係なく楽しめるユニバーサルな競技です。
今回は地域の小学生と一般の方にご参加いただき、お互いにアドバイスをしあうなど楽しんでいる様子が伺えました。
12月開催「あなたは大丈夫?ロコモティブシンドローム」
平成30年12月4日(火曜日)に「あなたは大丈夫?ロコモティブシンドローム」を開催しました。
「ロコモ」(ロコモティブシンドローム)とは骨・関節・筋肉といった運動器機能が衰えることにより、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態、いわゆる足腰が弱った状態を指します。
今回は福祉スポーツセンターのスポーツ教室と共同で(1)ロコモ度チェックテスト(下肢筋力判定、歩幅判定)と身体状態・生活状況の自己判定、(2)保健師による講話、(3)体育指導員によるストレッチなどを実施しました。
11月開催「季節の飾り作りと便利な福祉用具の紹介」
平成30年11月20日(火曜日)に、「季節の飾り作りと便利な福祉用具の紹介」と題し、福祉用具プラザの職員を講師に迎え開催しました。
福祉用具の説明の後、福祉用具を実際に見て触れて体験をしていただきました。
その後は、画用紙や折り紙を使ってお正月にぴったりの壁掛け飾りの製作に挑戦していただきました。参加者の皆さんはそれぞれ素敵な作品を作り上げていました。
10月開催「看護部市民公開講座 免疫力アップで健康に!」
平成30年10月17日(水曜日)に看護部主催の市民公開講座を開催しました。4回目となる今年度は、テーマを「免疫力アップで健康に!」とし、当日は40名の方が参加されました。
講座では、来場者の方に生活習慣・ストレス・食事の3項目からなる免疫力チェックを記入いただき、3項目に沿って免疫力を向上させるためにどのようなことに気をつけたらよいか、できるだけ参加者の方にわかりやすく伝わるよう説明し、理解を深めていただきました。
9月開催「地活のメニュー クラフトを体験しましょう」
平成30年9月27日(木曜日)に「地活のメニュー クラフトを体験しましょう」と題して、つきみがおかのプログラムであるクラフト(カゴ作り)の体験を実施しました。
当日は、5名の方が参加されました。
今回行ったクラフトは、とても細かく、工程数も多い作業でしたが、参加者の皆さんはとても真剣に取り組まれ、完成させていました。
8月開催「高血圧のウソ?ホント?」
平成30年8月28日(火曜日)13時30分から15時、居場所・サロン事業として「高血圧のウソ?ホント?」と題し、附属病院副院長の成田ひとみ医師よりクイズ形式の講義と健康相談会を実施しました。
当日は 21名の参加をいただき、皆さん真剣な表情で聴講されていました。
講義では、○×形式の問題を参加者に回答していただいた後に、解説を加えながら答え合わせをし、高血圧に対する理解を深めていただきました。
参加者の中には、全問正解の15点満点の方もいらっしゃいました。
講義後には、高血圧に良いとされているポリフェノールや食物繊維の入ったアーモンドチョコレートや、塩分表示がされているお菓子を用意しながら、健康相談会を実施しました。
成績優秀者の方たちには景品として高血圧予防のレシピ集を、その他の方たちには参加賞として血圧手帳をお渡ししました。
講義に対する質問や日頃の高血圧に対する疑問を熱心に講師に質問する姿が多く見られ、中にはご自身の血圧手帳を持参されている方もみえ、このテーマについての関心の高さが伺えました。
居場所・サロン事業としては、初めて医師による講義を行いましたが、機会があれば日頃の疑問を医師に聞いてみたいと思われる方が多くいらっしゃると感じました。
次年度以降も開催を検討していきたいと考えております。
6月開催「あなたは大丈夫?メタボリックシンドローム」
平成30年6月18日(月曜日)福祉スポーツセンターにて「あなたは大丈夫?メタボリックシンドローム」を開催しました。
今回は福祉スポーツセンターのスポーツ教室と合同にて開催しました。
この講座ではメタボチェックの実施、保健師から講話、体育指導員によるストレッチの実演を行いました。
相談会では、「メタボリックシンドローム」に関する栄養や生活習慣に関するご質問を皆さまからいただき、保健師や体育指導員がそれぞれに回答しました。
今後も地域にお住まいの皆様のお役に立てるよう、いろいろなご相談をお受けしていきたいと考えております。
5月開催「看護の日」
平成30年5月16日(水曜日)に居場所・サロン事業の一環として看護の日イベントを開催しました。今回は「種だんごを作ろう」をテーマに、種だんごの作成や健康相談、ポスター掲示による情報提供を行いました。
種だんごとは植物の種と数種類の肥料を団子状にしたもので、庭などにおいておくと植物が育ちます。東日本大震災の復興の際に注目を集めました。初めて聞いたという参加者も多く、看護師と土をこね、丸め、種をつけるという作業を行いました。麻痺のある方も看護師の介助で上手にこねていました。
健康相談のコーナーでは、身長・体重を測定しBMIによる肥満指数の算出、血圧測定、生活習慣病チェックシートを使用して日常生活の悩みの相談などを行いました。来場者の方から健康について日頃感じていることや不安に思っていることなどをゆっくりとお聞きする貴重な機会となりました。
作った種だんごはお土産としてお持ち帰りいただきました。自宅の庭で芽がでて花が咲くとリハビリセンターの事を思い出していただけるのではないかと思います。
種だんごは病棟のルーフガーデンの花壇にも植えてあり現在すくすくと発育しています。