季刊オレンジロード第17号
経営戦略計画の成果指標と取り組み内容
平成30年度事業団事業計画
平成30年度の事業計画及び予算が、3月26日開催の理事会で決定されました。
今年度の事業計画は、以下のような重点取り組み事項が挙げられています。
1.診療報酬及び介護報酬並びに障害福祉サービス等報酬の同時改定への適切な対応
- 診療報酬及び介護報酬の同時改定
現在、団塊の世代が75歳以上の高齢者となる2025年に向けて、医療機能の分化・強化、連携や医療・介護の一体的な基盤整備が進められています。平成30年度の報酬改定は、この道筋を示す重要な改定となっています。
当事業団においては、診療報酬と介護報酬の同時改定に適切に対応し、質の高い医療・介護サービスを提供するとともに、地域での療養や生活を継続できるよう、関係機関等と連携し、入院患者に対する退院支援への取組みや介護サービス及び障害福祉サービスとの連携を強化します。
- 障害福祉サービス等報酬改定
障害者の重度化や高齢化、「親亡き後」を見据え、障害者やその家族が安心して地域で生活できるようにするため、地域生活支援拠点等の整備・地域移行の促進等の方向性が示されています。障害者支援施設、障害者基幹相談支援センター・地域活動支援センターの事業運営を行っている当事業団としては、必要な対応を行い、障害福祉サービスの充実に努めてまいります。
2.適切な施設の維持管理
利用者が安心・安全・快適に利用できるよう、施設の設置者である市と協議を進めながら計画的な施設の維持管理に努めます。
3.人材確保と人材育成
少子高齢化による労働力の減少など雇用環境の変化に対応し、継続的に質の高いサービスを提供できるよう、引き続き高い専門性・人間性を有する職員の確保、育成に取り組みます。
4.広報および研究活動の推進
リニューアルした事業団ウェブサイトやTwitter、広報誌等を活用し、情報発信力を強化するとともに、広報を支えるマネジメント機能の整備を図り、より効率的かつ効果的、戦略的な広報を推進します。
研究活動においては、既存の研究奨励のための制度(リハビリテーション研究基金による研究・業務関連研究)を活用し、更なる調査・研究の推進に取り組みます。
5.その他の取り組み
- 障害者就労支援センターめいりはの運営
平成30年4月に第2期の事業受託期間が始まる障害者就労支援センターについて、引き続き関係部署・関係機関と連携しながら、利用者の就労及びそれに伴う生活上の相談・支援に努めます。
- 障害者基幹相談支援センター事業・地域活動支援センター事業受託の準備
平成31年4月に更新が予定される障害者基幹相談支援センター及び地域活動支援センターの事業受託に向けた準備を行います。
- 事業団設立30周年に関するイベント等の開催
平成30年度は事業団設立30周年の節目であり、記念誌の発行、地域住民に向けたイベント等を開催し、当事業団の役割を再確認するとともに、障害者福祉の普及・啓発に努めます。
居場所・サロン事業報告
- 3月 リハビリセンター見学会
平成30年3月27日(火曜日)「リハビリセンター見学会」を開催しました。見学会は昨年度11月にも実施しており、今回で2回目となります。見学会の内容は前回同様、「リハビリテーション事業団の全体概要説明」、「施設見学」、「製作体験および福祉用具展示」の3部構成で実施しました。
施設見学では参加者の皆さんがとても興味深そうに聞き入っている姿が見受けらました。製作体験では、福祉用具の「ペットボトルオープナー」と、「ストローホルダー」を製作していただきました。
- 居場所・サロン事業30年度年間計画
平成28年度より始まりました、「なごやよりどころサポート事業」居場所・サロン事業について、平成30年度の開催予定をお知らせいたします。
今後も地域にお住いの皆さまにとってお役に立てるよう、いろいろな相談をお受けできるよう取り組んで参ります。
陽明小学校6年生の見学・体験学習の受け入れを行いました
平成30年3月13、14、16日の3日間にわたり名古屋市立陽明小学校6年生の皆さんをお迎えし、リハビリテーションセンターの見学・体験学習を行いました。
今回はリハビリテーションセンターの概要説明、センター内の見学、視覚障害体験を行いました。
視覚障害体験では二人一組でアイマスクを付けた状態で歩く体験、アイマスクをつけた友達の歩行を誘導するといった体験をしていただきました。
視覚障害体験ではじめて「見えない」状態を体験したという児童さんも多く、印象に残ったようです。
平成30年度からは年間を通して体験学習を複数回実施する予定です。
第15回 名古屋市障害者スポーツ大会(陸上競技・フライングディスクの部)
平成30年5月6日(日曜日)@パロマ瑞穂スタジアム
平成30年5月6日(日曜日)、パロマ瑞穂スタジアムで第15回名古屋市障害者スポーツ大会を開催しました。
競技では、陸上競技に388名、フライングディスクの部に279名の参加があり、選手全員がスピード、力、技を競い合いました。
今年の10月に福井県で開催予定の第18回全国障害者スポーツ大会の選手選考も兼ねており、福井県大会のマスコット「はぴりゅう」と来年度開催地である茨城大会マスコット「いばラッキー」が応援に来てくれました。さらに、名古屋市マスコットの「はち丸くん」が駆けつけてくれ、大会を大いに盛り上げてくれました。
競技以外では、障害者スポーツの普及・発展を目的として、障害者スポーツ体験コーナー「はち丸パーク」を開設しました。
今年度のはち丸パークは、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会の協力もあり、昨年度より規模・内容共にパワーアップした内容となりました。ボッチャや車いすバスケットボール、ブラインドサッカー体験などの障害者スポーツ体験に加え、体力測定やお楽しみのくじ引きなどを行いました。
障害者スポーツ大会は選手のみならず、介助者や保護者、地域の方々にも楽しんでいただけるものとなり、笑顔があふれる大会となりました。
イベント情報
サウンドテーブルテニス(STT)審判講習会
日時:平成30年8月19日(日曜日)
第15回名古屋市障害者スポーツ大会(水泳の部)
日時:平成30年8月26日(日曜日)
場所、対象者、申込方法詳細等は事業団ウェブサイトまたは下記問い合わせ先へ
問い合わせ:名古屋市障害者スポーツセンター
電話:052-703-6633 ファクス:052-704-8370
上記の他、大会情報は随時事業団ウェブサイトに掲載しますので、ぜひご覧ください。
前期家族介護者教室「楽らく介護のすすめ~心と体の健康講座~」
対象者:介護に関心のある方。
名古屋市内北部・東部・西部・南部・中部で実施。各4回。
- 南部介護者教室 「介護の準備学」場所/名古屋市総合リハビリテーションセンター 定員/40名
- 6月19日(火曜日)介護の準備学 ~マネー編~
- 6月26日(火曜日)訪問介護 ~介護保険でできること・できないこと~
- 7月3日(火曜日) 介護予防 ~地域でつながるメリット~
- 7月10日(火曜日)高齢者施設の選び方 ~入居探しの不安を解決しよう~
- 北部介護者教室 「排泄よろず相談」場所/名古屋市総合社会福祉会館 定員/40名
- 7月11日(水曜日)排泄道具とトイレの環境
- 7月18日(水曜日)オムツとスキンケア
- 7月25日(水曜日)排泄をスムーズに~健康体操~
- 8月1日(水曜日)排泄動作と介助方法
日時、場所、申込方法等詳細は事業団ウェブサイトまたは下記問い合わせ先へ。
問い合わせ:なごや福祉用具プラザ 電話:052-851-0051 ファクス:052-851-0056
事業団職員大募集
「私たちと一緒に働きませんか」
現在募集中
正規職員 募集要項公開中 詳細は事業団ウェブサイトへ
嘱託職員 嘱託調理員、嘱託看護師、嘱託ソーシャルワーカー、嘱託精神保健福祉士、プール監視員、調理補助
お問い合わせ先
社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団
総務部総務課 採用担当
〒467-8622 名古屋市瑞穂区弥富町字密柑山1番地の2
電話番号 052-835-3811
最新の募集情報、待遇の詳細は事業団ウェブサイトをご参照ください。
事業団公式Twitter
名古屋市総合リハビリテーション事業団@公式 @nagoya_rehab
事業所案内
- 名古屋市総合リハビリテーションセンター
- 福祉スポーツセンター
- 障害者就労支援センター めいりは
〒467-8622
名古屋市瑞穂区弥富町字蜜柑山1番地の2
電話:052-835-3811 ファクス:052-835-3745
- なごや福祉用具プラザ
〒466-0015
名古屋市昭和区御器所通三丁目12-1
御器所ステーションビル3F
電話:052-851-0051 ファクス:052-851-0056
- 瑞穂区障害者基幹相談支援センター
- 地域活動支援センター つきみがおか
〒467-0035
名古屋市瑞穂区弥富町月見ヶ岡5
NTT西日本八事ビル1階
電話:052-835-3848 ファクス:052-835-3743
- 名古屋市障害者スポーツセンター
〒465-0055
名古屋市名東区勢子坊二丁目1501番地
電話:052-703-6633 ファクス:052-704-8370