教育体制

ページ番号1000734  更新日 平成30年3月30日 印刷 

リハビリテーション看護の領域は幅広く、心身の管理、ADLの自立、社会参加までの長い経過を見据えた取り組みを求められているため、総合的な能力を備えたエキスパートが必要とされています。看護部では、ステップを踏まえ、キャリア開発できるよう、研修・指導プログラムがあります。

教育目標

  1. リハビリテーション看護の専門的知識・技術を習得し、必要な看護が提供できる
  2. 組織の中で、期待される役割を自覚し、遂行できる
  3. リハビリテーションチームの一員として、より良い人間関係を築き、調整的役割がとれる
  4. 質の高い看護を提供するため、自己研鑽を継続し、研究能力を高める

教育体制

  1. 教育委員会を組織し、目標達成に向け教育計画を立案し、研修・指導を実施しています
  2. 新卒者の方には、プリセプターが1~2年間担当し支援します
  3. 既卒者の方には、エルダーナースが相談役として支援します

教育計画 (クリニカルラダー)

ステップ1:新しい環境に慣れ、基礎的な看護実践ができるレベル

新規採用者研修、基礎看護技術研修、緊急時の対応、ADL評価、医療安全研修

ステップ2:継続受け持ち患者に、必要な看護が実施できるレベル

看護過程・看護診断・看護記録研修、医療安全研修、看護研究研修

ステップ3:後輩指導ができ、リーダーの役割と責任が果たせるレベル

リーダー研修、後輩指導研修、リハビリテーション専門看護研修、看護研究、医療安全研修

ステップ4:後輩の役割モデル、専門能力やマネジメント能力を発揮できるレベル

コーチング研修、リハビリテーション専門看護研修、看護研究、医療安全研修

ステップ5:専門能力、マネジメント能力を発揮し組織の目標達成に貢献できるレベル

看護管理研修、看護研究、医療安全研修

採用者の声

新卒者の声

この病院に就職して1年が経ちます。回復期の過程にある患者様に、専門的なリハビリ看護を落ち着いた雰囲気の中で取り組んでいます。リハビリを続けていくにつれて、回復への意欲と、笑顔に満ちた表情に変わっていく患者様たちと共に毎日楽しく働くことができています。また、休みの日には互助会の旅行や自主活動のスポーツ同好会に参加する等して気分をリフレッシュできるのもこの病院の良いところです。(就職2年目)

既卒者の声

神経内科の患者様が中心の病棟に中途採用で就職し1カ月半経ちます。神経内科は私にとって未知の分野ですが、中途採用者への指導体制がしっかり整備されているので、日々の勤務をとおして患者様と関わりながら疾患や看護について無理なく学ぶことができます。また温かいスタッフばかりで、どんなことにも親切に相談にのってもらえるので安心して勤務することができます。
この病院では、いきいきとリハビリに取り組んでいる患者様の姿、スタッフの仲の良さやお互いを気遣いあって勤務している姿がとても印象的です。スタッフ同士で仲間を大切にする心が良いチームワークを生み出し、そのチームワークが良い看護となって患者様のいきいきした姿に反映されていると思います。(就職2年目)