経頭蓋磁気刺激(TMS)治療

ページ番号1001165  更新日 平成30年4月21日 印刷 

経頭蓋磁気刺激(TMS)治療とは

経頭蓋磁気刺激(TMS)治療とは、特殊なコイルを用いて脳の外側から大脳を局所的に刺激する治療法です。

TMS治療は、既に障害を負った脳組織を再び活性化させる治療ではなく、健常な大脳組織を刺激して機能代謝が活発に起きるようにする治療であり、脳の持つ回復力を最大限に引き出す治療です。

痛みは伴いません。ただしTMS治療を行うだけでは効果はありません。2週間程度入院して集中的にリハビリテーションを行う必要があります。

TMS治療機材の写真
使用する治療機材です。
コイルを当てている写真
特殊なコイルを用いて治療します。

主な対象者

脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血といった脳卒中が原因の、麻痺や失語のある患者様が対象です。ただし当院では以下の基準で治療を実施しています。

  • 治療時の年齢が16歳以上。下肢の場合は30歳以上である。

  • 認知機能がほぼ正常で、うつ病が無い

  • 透析治療を行っていない

  • クリップ、コイル、ステントといった頭蓋内金属が入っていない。

  • ペースメーカーが入っていない。

  • 過去1年間、けいれん発作を起こしていない。

  • 脳波で異常がない

  • 日常生活が、ほぼ自立している。

  • 1日4時間のリハビリテーションを行える健康状態である。

TMS治療と集中的リハビリテーション

実際の治療

施術を受けている様子
安楽・快適な姿勢で治療を受けることができます。
  • 入院して、午前・午後とTMS治療を行います。
  • 1回の治療は20分間  治療期間は約2週間(月曜日~金曜日)の治療です。

当院でのリハビリテーション

集中的リハビリテーションスケジュール

上肢麻痺

  • rTMS(20分間)→集中的作業療法(1時間)→自主トレーニング(1時間)を土日を除く午前・午後各1セットずつ10日間行います。
  • 麻痺した腕を日常生活で積極的に使用するよう指導します。
  • TMS治療が2回目以降の方は訓練時間が短くなることもあります。

下肢麻痺

  • rTMS(20分間)→集中的理学療法(40分)→を土日を除く午前・午後各1セットずつ10日間行います。

添付ファイル

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