事業団について

ページ番号1001558  更新日 令和1年10月9日 印刷 

事業団の概要

社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団(平成5年度までは

「社会福祉法人名古屋市福祉健康センター事業団」。以下、「事業団」と言う。)は、

障害者の権利に関する宣言採択(昭和50年)や国際障害者年(昭和56年)などを経て、

障害者の権利意識やリハビリテーション・ノーマライゼーションの意識が少しずつ高まってきた

昭和63年10月に、名古屋市によって設立され、平成30年度に設立30周年を迎えた法人です。

 

当初、法人の設立目的は、名古屋市が設置した現「名古屋市総合リハビリテーションセンター」

及び「福祉スポーツセンター」を運営することにありました。

その後30年の間に、障害者福祉政策が施設福祉から地域移行・地域定着へと変化し、

障害者の地域生活への支援が重視されていったことに伴い、事業団の運営する事業も

大きく広がっていきました。

 

現在、名古屋市総合リハビリテーションセンターなどの運営を指定管理者として行っており、

事業団が実施している主な事業は以下のとおりです。

 

名古屋市総合リハビリテーションセンター

  ・障害者支援施設の運営

    障害者の社会復帰(地域生活への移行)に向けて、社会的リハビリテーション

    (入浴、更衣や外出訓練など、自分の障害者を知り、それを補う手段を獲得して

    元の生活に戻るための訓練)や職業的リハビリテーション(仕事に戻る、

    新たに仕事に就くための訓練)を行っています。

    就労に関する支援では、毎年高い実績を挙げており、

    視覚障害者に対する総合的な支援を行う数少ない施設の1つです。

 

  ・附属病院の運営

    脳血管疾患、脳外傷、脊髄損傷、心臓疾患などにより治療を必要とする患者に対し、

    医学的リハビリテーション(身体の機能回復などを行います。)を実施しています。

    入院療養や外来診察、理学療法、作業療法、言語聴覚療法、心理療法などのサービス

    を提供しています。

    より効果的なリハビリテーションを目指し、調査・研究も積極的に行っています。

 

  ・高次脳機能障害支援事業

         事業団は、附属病院と障害者支援施設が一体となって、高次脳機能障害の支援に

    積極的に取り組んできました。名古屋市総合リハビリテーションセンターは、

    愛知県の支援拠点機関に指定されています。全国的にも高い評価を受けている

    事業です。

 

  ・障害者就労支援センターめいりはの運営

    障害者の就労及びそれに伴う生活上の悩みや困りごとに対し、関係機関と連携して

    相談・支援を行います。

    

  ・その他

    介護保険事業(通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、

      居宅介護支援)、補装具製作施設の運営、介助犬・聴導犬の訓練・認定事業、

    地域リハビリテーション事業、障害者福祉に関する調査、研究、企画及び啓発事業など

    を行っています。

 

福祉スポーツセンター

    障害者や高齢者に対し、スポーツ活動の場を提供し、健康づくりをサポートして

    います。また、地域住民のコミュニケーションの拠点となっています。

 

なごや福祉用具プラザ

    福祉用具の展示・説明や介護知識の普及・啓発を目的とした施設です。

    近年は、介護ロボットの普及にも力を入れています。

 

名古屋市障害者スポーツセンター

    障害者のスポーツ活動を支える施設です。スポーツ教室の開催やスポーツ指導員の

    育成、障害者スポーツの普及・啓発など障害者スポーツに関わる事業を行っています。

 

瑞穂区障害者基幹相談支援センター・地域活動支援センターつきみがおか

    障害者の地域生活を支える中心的な相談機関であり、関係機関の会議を開催したり、

    地域の事業所の人材育成を行うなど、地域の障害者支援体制の環境整備を行う

    役割を担っています。

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