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研究活動

BF227を用いたポジトロンCT (PET) によるパーキンソン病 (PD) 研究

名古屋市総合リハビリテーションセンター第2神経内科部長
堀本 佳彦

PDの確定診断は病理学的なレビー小体 (LB) の証明に委ねられ、生前の確定が困難である。しかし近年、BF227 PETによるLBの構成成分αシヌクレイン (α-Syn) 描出が報告された。そこでBF227 PETによるPDの生前診断を目的に、PD患者2例および正常対照5例のBF227およびPittsburgh Compound-B (PiB) PETを施行した。本来βアミロイド (Aβ) を標的とするBF227に対し、Aβ親和性のより高いPiB PETとの比較で特異性を担保、Aβの可能性を排したα-Syn蓄積を評価した。
結果のeZiSによる比較で、PiBに比しBF227 PETに優位な集積を後頭葉、島葉、基底核に認めたが、過去の報告にあるLBの好発部位とは必ずしも一致しなかった。PD患者への投与は2例に留まっており、症例数を増やして実用性を検討して行きたい。

PET検査eZiS結果画像

図 PET検査eZiS結果。左列)症例 #1、右列)症例 #2、上段)BF227 PET、下段)PiB PET。