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事業団について

理事長あいさつ

理事長からのご挨拶です。


リハビリテーションという用語はどこかでお聞きになったことと思います。
リハビリテーションの中身は、病気やけがの治療の後、しばしば残る障害、後遺症を治療する総合的な医療的処置システムをさします。特殊な医療、機能訓練、精神心理学的な手当てなどにより、できるだけ元の状態に回復させ、日常生活水準をより高いものにするのを目的としています。回復には長い時間かかりますので、患者さんと医療担当者が密接に協力し合って、根気よく続けねばなりません。一般の医療よりも難しい面を多く持っております。

後遺症だけではなく、高齢化社会に入り、急増する高齢者の老化に伴う機能障害に必要であり、その効果は非常に大きいことがわかっております。つまり、担当する領域が大変広がり、一般医療と同様、あるいはそれ以上に重要になってきたわけであります。

なお、リハビリテーションには適切な訳語がなく、原語を使っています。略称はリハビリであります。

リハビリの重要性が叫ばれるようになったのは30年以上前ですが、わが国では関心が低く、予算も少なく、発展は遅遅としておりました。
幸い名古屋市では約20年前から、総合的なリハビリテーション施設や障害者スポーツセンターなどを設置され、同時にリハビリに必要な各種の支援組織や福祉用具の紹介事業を始められ、今日までかなりの業績を上げてきました。
しかし、高齢者の急増と医療・社会福祉を取り巻く環境が大きく変化を続けており、この事業もさらに拡大と充実と発展が望まれております。

名古屋市総合リハビリテーション事業団は、この一連のリハビリ事業を名古屋市から指定され、管理運営を任され、日日努力を重ねてまいりました。しかし変貌著しい社会医療経済環境を迎え、さらに高いレベルのサービスと効率的な運営を要請されております。

そこで、本事業団としては新たに経営戦略計画を策定し、事業内容の充実を企画しました。
従来の総合的で一貫性のある専門サービスの拡大と、より利用者の意向を尊重しながら、地域において利用者が尊厳を持って生活できるレベルまでの回復を目指すことを目標に掲げました。
それにはより専門性を高める研修と、研究の充実による先駆的、先進的な取り組み、さらには実施医療・処置の内容が、より安全で安心できるものでなければなりません。
一方、予算とスタッフ数は限られており、より効率的、効果的な経営を目指す必要があります。容易な道ではありません。さらに将来を考えると、人材不足の領域でありますので、可能な限り、高い専門性と暖かい、豊かな感性を備えた人材の養成を始めました。

しかしながら、先進的なこの事業は問題も山積みしており、私どもの努力だけでは解決にかなりの時間を要します。
したがいまして、名古屋市当局や専門家、利用者の皆様のご高見をいただきながら、可能な限り、努力を続けてゆきたいと考えております。そのうえ、地域の皆様方から、率直なご高見、ご批判、ご協力を仰ぎたいと希望しております。

なにとぞ、よろしくご指導、ご支援お願い申し上げます。

理事長