PET-CTによる精密検査

ページ番号1001030  更新日 令和1年5月25日 印刷 

当院では2014年にPET-CT装置を導入し、様々な薬剤による精密検査を行っています。

PET-CT検査の概要と当院のPET-CT検査で分かることや薬剤に関する情報を説明します。

新着情報

15-O標識ガスPET検査の検査時間が短くなりました

15-OガスPET検査の時間短縮に関する案内文キャプチャ画像

  • 15-OガスPET検査は、1回の検査で脳血流・血液量・酸素摂取率および酸素消費量の情報が得られます。脳の循環状態を詳細に観察することができる脳機能検査です。
  • 脳血管障害の病態把握及び重症度評価や治療方針の決定、治療効果判定などに用いられ、当院では高次脳機能障害の診断にも用いられています。
  • 15-OガスPET検査は、サイクロトロンや薬剤製造環境が必要なため、国内では10数施設、愛知県内では当院のみが実施可能です。
  • 従来、脳の撮像時間が60分と長いため、頭を動かさずにしていることが困難な方もいましたが、2019年4月より半分の時間(30分)で撮影が終了する、新しい迅速法(国立循環器病研究センター方式)を採用しました。これにより、患者様の身体的苦痛が軽減され、検査中の頭部の動きが減少し検査の精度が向上しました。
  • 検査は、火・水・木の午後1時より行っています。費用は3割負担の方でおよそ3万円弱です。
  • 検査には動脈採血を伴うため、検査同意書が必要です。詳細は当院放射線部までお問い合わせください。

PET-CT検査画像例